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(海軍武官任用令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第四百四十五號
公布年月日: 昭和17年4月23日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
海軍高等武官任用令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕海軍武官任用令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年四月二十二日
內閣總理大臣 東條英機
海軍大臣 嶋田繁太郞
勅令第四百四十五號
海軍武官任用令中左ノ通改正ス
第二條
本令ニ於テ候補生トハ少尉候補生、機關少尉候補生及主計少尉候補生ヲ謂ヒ見習尉官トハ軍醫見習尉官、藥劑見習尉官、主計見習尉官、造船見習尉官、造機見習尉官、造兵見習尉官、齒科醫見習尉官及法務見習尉官ヲ謂フ
第三條
左ノ各號ノ一ニ該當スル者ハ候補生ニ之ヲ採用スルコトヲ得ズ
一
年齡二十八年以上ノ者
二
禁錮以上ノ刑ニ處セラレタル者
三
破產者ニシテ復權ヲ得ザルモノ
第三條ノ二
左ノ各號ノ一ニ該當スル者ハ見習尉官ニ之ヲ採用スルコトヲ得ズ
一
年齡二十年未滿ノ者
二
前條各號ノ一ニ該當スル者
第四條第三號中「前條第三號又ハ第四號」ヲ「第三條第二號又ハ第三號」ニ改ム
「第二章 候補生ノ採用」ヲ「第二章 候補生及見習尉官ノ採用」ニ改ム
第八條
主計少尉候補生ハ海軍經理學校ノ生徒課程ヲ卒業シタル者ヨリ之ヲ採用ス
第八條ノ二
軍醫又ハ藥劑見習尉官ハ左ノ各號ノ一ニ該當スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍軍醫學生又ハ藥劑學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ醫學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者
二
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外大學令ニ依ル大學ノ醫學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
三
海軍軍醫學生又ハ藥劑學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ附屬藥學專門部、官立醫學專門學校、醫師法ニ依リ文部大臣ノ指定シタル私立醫學專門學校、官立若ハ公立ノ藥學專門學校又ハ藥劑師法第二條第二項第一號ノ規定ニ依リ文部大臣ノ指定シタル學校ヲ卒業シタル者
四
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外同號ニ揭グル學校ヲ卒業シタル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
第八條ノ三
主計見習尉官ハ左ノ各號ノ一ニ該當スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍主計學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ法學部、經濟學部又ハ商學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者
二
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外同號ニ揭グル大學學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
三
高等試驗ニ合格シタル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
四
海軍主計學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ附屬商學專門部又ハ高等商業學校ヲ卒業シタル者
五
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外大學令ニ依ル大學ノ附屬商學專門部又ハ專門學校令ニ依ル專門學校ニ於テ法學、經濟學又ハ商學ニ關スル課程ヲ卒ヘタル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
第八條ノ四
造船、造機又ハ造兵見習尉官ハ左ノ各號ノ一ニ該當スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍造船學生、造機學生又ハ造兵學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ工學部、理學部又ハ農學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者
二
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外同號ニ揭グル大學學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
三
海軍造船生徒、造機生徒又ハ造兵生徒ト爲リ專門學校令ニ依ル專門學校又ハ之ト同等以上ノ學校ニ於テ造船科、造機科又ハ造兵科ノ士官ニ必要ナル學課ヲ修メ卒業シタル者
四
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外同號ニ揭グル學校ニ於テ造船科、造機科又ハ造兵科ノ士官ニ必要ナル學課ヲ修メ卒業シタル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
第八條ノ五
齒科醫見習尉官ハ左ノ各號ノ一ニ該當スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍齒科醫生徒ト爲リ專門學校令ニ依ル專門學校又ハ之ト同等以上ノ學校ニ於テ齒科醫科士官ニ必要ナル學課ヲ修メ卒業シタル者
二
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外同號ニ揭グル學校ニ於テ齒科醫科士官ニ必要ナル學課ヲ修メ卒業シタル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
第八條ノ六
法務見習尉官ハ左ノ各號ノ一ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
一
海軍法務學生ト爲リ大學令ニ依ル大學ノ法學部ニ於テ學課ヲ修メ學士ト稱スルコトヲ得ル者ニシテ司法官試補タルノ資格ヲ具フルモノ
二
前號ニ揭グル者ヲ除クノ外司法官試補タルノ資格ヲ具フル者ニシテ身體檢査ニ合格シタルモノ
第九條及第十條中「候補生」ノ下ニ「及見習尉官」ヲ加フ
第十一條中「十月以上」ノ下ニ「、見習尉官ハ二月以上」ヲ加フ
第十二條中「候補生」ノ下ニ「又ハ見習尉官」ヲ加フ
第十三條
少尉又ハ機關少尉ハ各其ノ候補生ヨリ之ヲ任用ス
第十四條
軍醫少尉又ハ藥劑少尉ハ各軍醫又ハ藥劑見習尉官ニシテ第八條ノ二第三號又ハ第四號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十五條
主計少尉ハ主計少尉候補生又ハ主計見習尉官ニシテ第八條ノ三第四號又ハ第五號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十六條
造船少尉、造機少尉又ハ造兵少尉ハ各造船、造機又ハ造兵見習尉官ニシテ第八條ノ四第三號又ハ第四號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十六條ノ二
齒科醫少尉ハ齒科醫見習尉官ヨリ之ヲ任用ス
第十七條
軍醫中尉又ハ藥劑中尉ハ各軍醫又ハ藥劑見習尉官ニシテ第八條ノ二第一號又ハ第二號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八條
主計中尉ハ主計見習尉官ニシテ第八條ノ三第一號、第二號又ハ第三號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八條ノ三ヲ第十八條ノ四トス
第十八條ノ二
造船中尉、造機中尉又ハ造兵中尉ハ各造船、造機又ハ造兵見習尉官ニシテ第八條ノ四第一號又ハ第二號ノ規定ニ該當スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八條ノ三
法務中尉ハ法務見習尉官ヨリ之ヲ任用ス
第十九條中「候補生」ノ下ニ「及見習尉官」ヲ加フ
第二十三條中「候補生、」ノ下ニ「見習尉官、」ヲ加ヘ「候補生ヲ各科少尉ニ、」ノ下ニ「第八條ノ二第一號若ハ第二號、第八條ノ三第一號、第二號若ハ第三號、第八條ノ四第一號若ハ第二號又ハ第八條ノ六第一號若ハ第二號ノ規定ニ該當スル見習尉官ヲ各科中尉ニ、其ノ他ノ見習尉官ヲ各科少尉ニ、」ヲ加フ
第二十三條ノ二中「候補生、」ノ下ニ「見習尉官、」ヲ加ヘ「第十七條、第十八條及第十九條」ヲ「第十七條乃至第十八條ノ三、第十九條及第二十一條」ニ改メ「候補生ヲ各科中尉ニ、」ノ下ニ「第八條ノ二第一號若ハ第二號、第八條ノ三第一號、第二號若ハ第三號、第八條ノ四第一號若ハ第二號又ハ第八條ノ六第一號若ハ第二號ノ規定ニ該當スル見習尉官ヲ各科大尉ニ、其ノ他ノ見習尉官ヲ各科中尉ニ、」ヲ加フ
第二十七條中「兵科及機關科ヲ除クノ外各科候補生又ハ士官」ヲ「見習尉官又ハ將校相當官」ニ改ム
第二十八條
第八條ノ三第五號、第八條ノ四第四號又ハ第八條ノ五第二號ノ規定ニ該當スル者ニシテ相當ノ實歷ヲ有スルモノハ少尉級ノ士官ニ、第八條ノ二第四號ノ規定ニ該當スル者ニシテ相當ノ實歷ヲ有スルモノハ少尉級又ハ中尉級ノ士官ニ、同條第二號、第八條ノ三第二號若ハ第三號又ハ第八條ノ四第二號ノ規定ニ該當スル者ニシテ相當ノ實歷ヲ有スルモノハ中尉級又ハ大尉級ノ士官ニ海軍武官任用委員ノ銓衡ヲ經テ特ニ之ヲ任用スルコトヲ得
第三十一條第二項ヲ左ノ如ク改ム
海軍武官任用委員ハ第二十七條、第二十八條其ノ他ノ規定ニ依ル士官ノ任用ノ場合ニ於ケル銓衡ノ職務ノ外見習尉官ヲ採用スル場合ニ於テ必要ナル學術試驗及身體檢査ヲ行フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ左ノ上欄ニ揭グル者ニ該當スル者ハ各其ノ相當ノ下欄ニ揭グル者ト爲リタルモノトシ從前ノ法令中左ノ上欄ニ揭グル者ニ關スル規定ハ各其ノ相當ノ下欄ニ揭グル者ニ之ヲ適用ス
【表】
朕海軍武官任用令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年四月二十二日
内閣総理大臣 東条英機
海軍大臣 嶋田繁太郎
勅令第四百四十五号
海軍武官任用令中左ノ通改正ス
第二条
本令ニ於テ候補生トハ少尉候補生、機関少尉候補生及主計少尉候補生ヲ謂ヒ見習尉官トハ軍医見習尉官、薬剤見習尉官、主計見習尉官、造船見習尉官、造機見習尉官、造兵見習尉官、歯科医見習尉官及法務見習尉官ヲ謂フ
第三条
左ノ各号ノ一ニ該当スル者ハ候補生ニ之ヲ採用スルコトヲ得ズ
一
年齢二十八年以上ノ者
二
禁錮以上ノ刑ニ処セラレタル者
三
破産者ニシテ復権ヲ得ザルモノ
第三条ノ二
左ノ各号ノ一ニ該当スル者ハ見習尉官ニ之ヲ採用スルコトヲ得ズ
一
年齢二十年未満ノ者
二
前条各号ノ一ニ該当スル者
第四条第三号中「前条第三号又ハ第四号」ヲ「第三条第二号又ハ第三号」ニ改ム
「第二章 候補生ノ採用」ヲ「第二章 候補生及見習尉官ノ採用」ニ改ム
第八条
主計少尉候補生ハ海軍経理学校ノ生徒課程ヲ卒業シタル者ヨリ之ヲ採用ス
第八条ノ二
軍医又ハ薬剤見習尉官ハ左ノ各号ノ一ニ該当スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍軍医学生又ハ薬剤学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ医学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者
二
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外大学令ニ依ル大学ノ医学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
三
海軍軍医学生又ハ薬剤学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ附属薬学専門部、官立医学専門学校、医師法ニ依リ文部大臣ノ指定シタル私立医学専門学校、官立若ハ公立ノ薬学専門学校又ハ薬剤師法第二条第二項第一号ノ規定ニ依リ文部大臣ノ指定シタル学校ヲ卒業シタル者
四
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外同号ニ掲グル学校ヲ卒業シタル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
第八条ノ三
主計見習尉官ハ左ノ各号ノ一ニ該当スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍主計学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ法学部、経済学部又ハ商学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者
二
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外同号ニ掲グル大学学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
三
高等試験ニ合格シタル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
四
海軍主計学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ附属商学専門部又ハ高等商業学校ヲ卒業シタル者
五
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外大学令ニ依ル大学ノ附属商学専門部又ハ専門学校令ニ依ル専門学校ニ於テ法学、経済学又ハ商学ニ関スル課程ヲ卒ヘタル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
第八条ノ四
造船、造機又ハ造兵見習尉官ハ左ノ各号ノ一ニ該当スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍造船学生、造機学生又ハ造兵学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ工学部、理学部又ハ農学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者
二
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外同号ニ掲グル大学学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
三
海軍造船生徒、造機生徒又ハ造兵生徒ト為リ専門学校令ニ依ル専門学校又ハ之ト同等以上ノ学校ニ於テ造船科、造機科又ハ造兵科ノ士官ニ必要ナル学課ヲ修メ卒業シタル者
四
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外同号ニ掲グル学校ニ於テ造船科、造機科又ハ造兵科ノ士官ニ必要ナル学課ヲ修メ卒業シタル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
第八条ノ五
歯科医見習尉官ハ左ノ各号ノ一ニ該当スル者ヨリ之ヲ採用ス
一
海軍歯科医生徒ト為リ専門学校令ニ依ル専門学校又ハ之ト同等以上ノ学校ニ於テ歯科医科士官ニ必要ナル学課ヲ修メ卒業シタル者
二
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外同号ニ掲グル学校ニ於テ歯科医科士官ニ必要ナル学課ヲ修メ卒業シタル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
第八条ノ六
法務見習尉官ハ左ノ各号ノ一ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
一
海軍法務学生ト為リ大学令ニ依ル大学ノ法学部ニ於テ学課ヲ修メ学士ト称スルコトヲ得ル者ニシテ司法官試補タルノ資格ヲ具フルモノ
二
前号ニ掲グル者ヲ除クノ外司法官試補タルノ資格ヲ具フル者ニシテ身体検査ニ合格シタルモノ
第九条及第十条中「候補生」ノ下ニ「及見習尉官」ヲ加フ
第十一条中「十月以上」ノ下ニ「、見習尉官ハ二月以上」ヲ加フ
第十二条中「候補生」ノ下ニ「又ハ見習尉官」ヲ加フ
第十三条
少尉又ハ機関少尉ハ各其ノ候補生ヨリ之ヲ任用ス
第十四条
軍医少尉又ハ薬剤少尉ハ各軍医又ハ薬剤見習尉官ニシテ第八条ノ二第三号又ハ第四号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十五条
主計少尉ハ主計少尉候補生又ハ主計見習尉官ニシテ第八条ノ三第四号又ハ第五号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十六条
造船少尉、造機少尉又ハ造兵少尉ハ各造船、造機又ハ造兵見習尉官ニシテ第八条ノ四第三号又ハ第四号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十六条ノ二
歯科医少尉ハ歯科医見習尉官ヨリ之ヲ任用ス
第十七条
軍医中尉又ハ薬剤中尉ハ各軍医又ハ薬剤見習尉官ニシテ第八条ノ二第一号又ハ第二号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八条
主計中尉ハ主計見習尉官ニシテ第八条ノ三第一号、第二号又ハ第三号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八条ノ三ヲ第十八条ノ四トス
第十八条ノ二
造船中尉、造機中尉又ハ造兵中尉ハ各造船、造機又ハ造兵見習尉官ニシテ第八条ノ四第一号又ハ第二号ノ規定ニ該当スル者ヨリ之ヲ任用ス
第十八条ノ三
法務中尉ハ法務見習尉官ヨリ之ヲ任用ス
第十九条中「候補生」ノ下ニ「及見習尉官」ヲ加フ
第二十三条中「候補生、」ノ下ニ「見習尉官、」ヲ加ヘ「候補生ヲ各科少尉ニ、」ノ下ニ「第八条ノ二第一号若ハ第二号、第八条ノ三第一号、第二号若ハ第三号、第八条ノ四第一号若ハ第二号又ハ第八条ノ六第一号若ハ第二号ノ規定ニ該当スル見習尉官ヲ各科中尉ニ、其ノ他ノ見習尉官ヲ各科少尉ニ、」ヲ加フ
第二十三条ノ二中「候補生、」ノ下ニ「見習尉官、」ヲ加ヘ「第十七条、第十八条及第十九条」ヲ「第十七条乃至第十八条ノ三、第十九条及第二十一条」ニ改メ「候補生ヲ各科中尉ニ、」ノ下ニ「第八条ノ二第一号若ハ第二号、第八条ノ三第一号、第二号若ハ第三号、第八条ノ四第一号若ハ第二号又ハ第八条ノ六第一号若ハ第二号ノ規定ニ該当スル見習尉官ヲ各科大尉ニ、其ノ他ノ見習尉官ヲ各科中尉ニ、」ヲ加フ
第二十七条中「兵科及機関科ヲ除クノ外各科候補生又ハ士官」ヲ「見習尉官又ハ将校相当官」ニ改ム
第二十八条
第八条ノ三第五号、第八条ノ四第四号又ハ第八条ノ五第二号ノ規定ニ該当スル者ニシテ相当ノ実歴ヲ有スルモノハ少尉級ノ士官ニ、第八条ノ二第四号ノ規定ニ該当スル者ニシテ相当ノ実歴ヲ有スルモノハ少尉級又ハ中尉級ノ士官ニ、同条第二号、第八条ノ三第二号若ハ第三号又ハ第八条ノ四第二号ノ規定ニ該当スル者ニシテ相当ノ実歴ヲ有スルモノハ中尉級又ハ大尉級ノ士官ニ海軍武官任用委員ノ銓衡ヲ経テ特ニ之ヲ任用スルコトヲ得
第三十一条第二項ヲ左ノ如ク改ム
海軍武官任用委員ハ第二十七条、第二十八条其ノ他ノ規定ニ依ル士官ノ任用ノ場合ニ於ケル銓衡ノ職務ノ外見習尉官ヲ採用スル場合ニ於テ必要ナル学術試験及身体検査ヲ行フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ左ノ上欄ニ掲グル者ニ該当スル者ハ各其ノ相当ノ下欄ニ掲グル者ト為リタルモノトシ従前ノ法令中左ノ上欄ニ掲グル者ニ関スル規定ハ各其ノ相当ノ下欄ニ掲グル者ニ之ヲ適用ス
【表】
本文
詳細・沿革