臨時軍事費について、第72回から第78回までの帝国議会の協賛を経て254億1900万円の公債発行権能を得ているが、事態の推移に伴い、さらに180億円の追加計上が必要となった。この所要財源のうち約40億円は一般会計及び特別会計からの繰入金等で充当し、残りの約140億円については公債財源に依ることとするため、昭和12年法律第84号中の公債発行限度額を増加する必要があり、本法律案を提出した。
参照した発言: 第79回帝国議会 衆議院 本会議 第6号