(海軍燃料廠令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第四百六十七號
公布年月日: 昭和16年4月21日
法令の形式: 勅令
朕海軍燃料廠令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十六年四月十九日
內閣總理大臣 公爵 近衞文麿
海軍大臣 及川古志郞
勅令第四百六十七號
海軍燃料廠令中左ノ通改正ス
第一條中「海軍燃料廠ハ」ノ下ニ「鎭守府又ハ要港部ニ屬シ」ヲ、「審査」ノ下ニ「竝ニ所要ノ原料ノ購買」ヲ加ヘ同條ヲ第一條ノ二トス
第一條 海軍燃料廠ハ所要ノ地ニ之ヲ置キ第一、第二等ノ番號ヲ冠稱ス
第二條 海軍燃料廠ニ總務部、會計部、醫務部其ノ他所要ノ部ヲ置キ又ハ總務課、會計課、醫務課其ノ他所要ノ課ヲ置ク
海軍燃料廠ニ必要ニ應ジ工員又ハ鑛員ノ養成所ヲ置ク
第一項ニ規定スル部又ハ課及前項ニ規定スル養成所ノ事務ノ分掌ハ海軍大臣之ヲ定ム
第三條第一項ヲ左ノ如ク改ム
海軍燃料廠ニ左ノ職員ヲ置ク
廠長
部長又ハ課長
所長
檢査官
幹事
部員又ハ課員
敎官
副部員又ハ副課員
第四條及第六條中「吳鎭守府司令長官」ヲ「鎭守府司令長官又ハ要港部司令官」ニ改ム
第七條第一項中「部長」ノ下ニ「又ハ課長」ヲ、「各部」ノ下ニ「又ハ各課」ヲ、同條第二項中「總務部長」ノ下ニ「又ハ總務課長」ヲ加フ
第七條ノ二中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鑛員養成所」ヲ加フ
第七條ノ三中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鑛員養成所」ヲ、「見習工員」ノ下ニ「又ハ見習鑛員」ヲ加ヘ同條ヲ第七條ノ四トス
第七條ノ三 檢査官ハ上官ノ命ヲ承ケ燃料、潤滑油及其ノ副生品ノ檢査ニ關スルコトヲ掌ル
第八條中「副部員」ノ下ニ「又ハ課員及副課員」ヲ加フ
第八條ノ二中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鑛員養成所」ヲ加フ
第十二條中「特務士官、」ノ下ニ「候補生」、ヲ加フ
第十四條 海軍大臣ハ必要ニ應ジ海軍燃料廠ノ分工場ヲ置キ其ノ事務ノ一部ヲ分掌セシムルコトヲ得
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕海軍燃料廠令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十六年四月十九日
内閣総理大臣 公爵 近衛文麿
海軍大臣 及川古志郎
勅令第四百六十七号
海軍燃料廠令中左ノ通改正ス
第一条中「海軍燃料廠ハ」ノ下ニ「鎮守府又ハ要港部ニ属シ」ヲ、「審査」ノ下ニ「並ニ所要ノ原料ノ購買」ヲ加ヘ同条ヲ第一条ノ二トス
第一条 海軍燃料廠ハ所要ノ地ニ之ヲ置キ第一、第二等ノ番号ヲ冠称ス
第二条 海軍燃料廠ニ総務部、会計部、医務部其ノ他所要ノ部ヲ置キ又ハ総務課、会計課、医務課其ノ他所要ノ課ヲ置ク
海軍燃料廠ニ必要ニ応ジ工員又ハ鉱員ノ養成所ヲ置ク
第一項ニ規定スル部又ハ課及前項ニ規定スル養成所ノ事務ノ分掌ハ海軍大臣之ヲ定ム
第三条第一項ヲ左ノ如ク改ム
海軍燃料廠ニ左ノ職員ヲ置ク
廠長
部長又ハ課長
所長
検査官
幹事
部員又ハ課員
教官
副部員又ハ副課員
第四条及第六条中「呉鎮守府司令長官」ヲ「鎮守府司令長官又ハ要港部司令官」ニ改ム
第七条第一項中「部長」ノ下ニ「又ハ課長」ヲ、「各部」ノ下ニ「又ハ各課」ヲ、同条第二項中「総務部長」ノ下ニ「又ハ総務課長」ヲ加フ
第七条ノ二中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鉱員養成所」ヲ加フ
第七条ノ三中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鉱員養成所」ヲ、「見習工員」ノ下ニ「又ハ見習鉱員」ヲ加ヘ同条ヲ第七条ノ四トス
第七条ノ三 検査官ハ上官ノ命ヲ承ケ燃料、潤滑油及其ノ副生品ノ検査ニ関スルコトヲ掌ル
第八条中「副部員」ノ下ニ「又ハ課員及副課員」ヲ加フ
第八条ノ二中「工員養成所」ノ下ニ「又ハ鉱員養成所」ヲ加フ
第十二条中「特務士官、」ノ下ニ「候補生」、ヲ加フ
第十四条 海軍大臣ハ必要ニ応ジ海軍燃料廠ノ分工場ヲ置キ其ノ事務ノ一部ヲ分掌セシムルコトヲ得
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス