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(府県制施行令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第二百三十三號
公布年月日: 昭和15年4月1日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
府県制施行令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕府縣制施行令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月三十日
內閣總理大臣 米內光政
內務大臣 伯爵 兒玉秀雄
勅令第二百三十三號
府縣制施行令中左ノ通改正ス
「第四章 府縣費ノ分賦」ヲ「第四章 分擔金ノ徵收」ニ改ム
第二十六條
分擔金ハ府縣制第百十一條ノ事件ニ關シ必要ナル費用ニ充ツル爲之ヲ徵收ス
分擔金ノ徵收額(數年ヲ期シテ徵收スルトキハ其ノ總額)ハ當該土地ノ受益ノ限度ヲ超ユルコトヲ得ズ
地方稅法第十四條ノ規定ニ依リ不均一ノ課稅ヲ爲シ若ハ府縣ノ一部ニ課稅ヲ爲シ又ハ同法第七十七條ノ規定ニ依リ水利稅ヲ課スルトキハ同一事件ニ關シ分擔金ヲ徵收スルコトヲ得ズ
分擔金ノ徵收ヲ受クル者ノ範圍及其ノ徵收方法ハ府縣ニ於テ之ヲ定ム
第二十七條乃至第二十九條及第五章ヲ削リ第六章ヲ第五章、第四十六條ヲ第二十七條、第四十六條ノ二ヲ第二十八條トス
第七章ヲ削リ第八章ヲ第六章トシ第五十五條ヲ削リ第五十六條中「伊豆七島及小笠原島ニ於ケル府稅ノ賦課及」ヲ「伊豆七島中小島及鳥島竝ニ小笠原島中北硫黃島、南硫黃島、南鳥島、中ノ鳥島及沖ノ鳥島ニ於ケル」ニ改メ同條ヲ第二十九條トス
第九章ヲ第七章トシ第五十七條ヲ第三十條トス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年度分以前ノ府縣稅及府縣費ノ分賦ニ關シテハ仍從前ノ規定ニ依ル此ノ場合ニ於テ地方稅法ニ別段ノ規定アルモノニ付テハ其ノ規定ニ依ル
從來島嶼ノ經濟ト所屬本地ノ經濟トヲ分別シタル府縣ニ於ケル昭和十四年度分以前ノ財務ニ關シテハ仍從前ノ例ニ依ル
朕府県制施行令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月三十日
内閣総理大臣 米内光政
内務大臣 伯爵 児玉秀雄
勅令第二百三十三号
府県制施行令中左ノ通改正ス
「第四章 府県費ノ分賦」ヲ「第四章 分担金ノ徴収」ニ改ム
第二十六条
分担金ハ府県制第百十一条ノ事件ニ関シ必要ナル費用ニ充ツル為之ヲ徴収ス
分担金ノ徴収額(数年ヲ期シテ徴収スルトキハ其ノ総額)ハ当該土地ノ受益ノ限度ヲ超ユルコトヲ得ズ
地方税法第十四条ノ規定ニ依リ不均一ノ課税ヲ為シ若ハ府県ノ一部ニ課税ヲ為シ又ハ同法第七十七条ノ規定ニ依リ水利税ヲ課スルトキハ同一事件ニ関シ分担金ヲ徴収スルコトヲ得ズ
分担金ノ徴収ヲ受クル者ノ範囲及其ノ徴収方法ハ府県ニ於テ之ヲ定ム
第二十七条乃至第二十九条及第五章ヲ削リ第六章ヲ第五章、第四十六条ヲ第二十七条、第四十六条ノ二ヲ第二十八条トス
第七章ヲ削リ第八章ヲ第六章トシ第五十五条ヲ削リ第五十六条中「伊豆七島及小笠原島ニ於ケル府税ノ賦課及」ヲ「伊豆七島中小島及鳥島並ニ小笠原島中北硫黄島、南硫黄島、南鳥島、中ノ鳥島及沖ノ鳥島ニ於ケル」ニ改メ同条ヲ第二十九条トス
第九章ヲ第七章トシ第五十七条ヲ第三十条トス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年度分以前ノ府県税及府県費ノ分賦ニ関シテハ仍従前ノ規定ニ依ル此ノ場合ニ於テ地方税法ニ別段ノ規定アルモノニ付テハ其ノ規定ニ依ル
従来島嶼ノ経済ト所属本地ノ経済トヲ分別シタル府県ニ於ケル昭和十四年度分以前ノ財務ニ関シテハ仍従前ノ例ニ依ル
本文
詳細・沿革