農会は長年にわたり農業の改良発達に尽力し、特に時局下において生産確保など農業施策を実施してきた。しかし時局の推移に対応するため、農会の機能と機構の整備強化が必要となっている。そこで農業の指導奨励とともに適切な統制を行えるよう、農会の施設において農業生産等に関する統制権限を付与することとした。また、重要農産物の生産確保等には部落の農業団体の活動が重要であることから、これら団体と農会との連携を密にするため、団体の農会加入を可能とする改正を行うものである。
参照した発言:
第75回帝国議会 衆議院 本会議 第27号