樺太の地方鉄道に対する現行の補助率は、補助基本期間中が年六分の補助率と年一分の益金留保率、伸長期間中が年五分の補助率と年一分五厘の益金留保率となっている。しかし、近年の金利の著しい低下という経済情勢や、朝鮮・台湾の私設鉄道補助法との均衡を考慮し、現行の補助率を継続することは適当でないため、補助率及び益金留保率を引き下げる改正を行うものである。
参照した発言: 第75回帝国議会 衆議院 本会議 第19号