事変長期化に伴い、税制を整備確立する必要が生じたため、負担の均衡、経済政策との調和、収入増加と弾力性のある税制樹立、税制の簡易化を目標とした改正を行います。具体的には、中央・地方を通じて負担の均衡を図り、現下の経済政策との調和を図りつつ、平年度約5億円の増収を目指します。また、毎年の臨時立法による複雑化した税制を整理・簡素化します。この改正により、多年の懸案である税制の諸問題を解決すると共に、長期建設段階にある現状に即応する税制を確立することを目指します。
参照した発言:
第75回帝国議会 衆議院 本会議 第9号