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(地租法中改正法律)
法令番号: 法律第三十四號
公布年月日: 昭和15年3月29日
法令の形式: 法律
被改正法
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改正:
地租法
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル地租法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
內閣總理大臣 米內光政
大藏大臣 櫻內幸雄
法律第三十四號
地租法中左ノ通改正ス
第二條第三號中「招魂社地」ヲ「護國神社地」ニ改ム
第十條中「百分ノ三・八」ヲ「百分ノ二」ニ改ム
第十一條第一項ヲ左ノ如ク改ム
地租ハ每年左ノ納期ニ於テ之ヲ徵收ス
一
田租
第一期 翌年一月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第二期 翌年三月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
二
其ノ他
第一期 其ノ年八月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第二期 翌年一月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第十四條中「自作農免租地」ヲ「小農耕免租地」ニ改ム
第十九條ニ左ノ一項ヲ加フ
宅地又ハ鑛泉地ト爲リタル開拓地ニ付テハ其ノ情況ニ依リ稅務署長ハ開拓減租年期ヲ短縮スルコトヲ得
第二十條ニ左ノ一項ヲ加フ
宅地又ハ鑛泉地ト爲リタル埋立地ニ付テハ其ノ情況ニ依リ稅務署長ハ埋立免租年期ヲ短縮スルコトヲ得
「第四章 自作農地免租」ヲ「第四章 小農耕地免租」ニ改ム
第七十條第一項ヲ左ノ如ク改ム
田畑地租ノ納期開始ノ時ニ於テ納稅義務者ノ住所地市町村及隣接市町村內ニ於ケル田畑賃貸價格ノ合計金額ガ其ノ同居家族ノ分ト合算シ二百圓未滿ナルトキハ納稅義務者ノ申請ニ依リ其ノ田畑ノ當該納期分地租ハ命令ノ定ムル所ニ依リ之ヲ免除ス但シ耕作セザル田畑ニ付テハ此ノ限ニ在ラズ
第七十三條
地租ハ各納稅義務者ニ付同一市町村內ニ於ケル田ノ賃貸價格ノ合計金額ト田以外ノ土地ノ賃貸價格ノ合計金額トニ依リ各別ニ算出シ之ヲ徵收ス但シ合計金額ガ五圓ニ滿タザルモノニ付テハ地租ヲ徵收セズ
第八十二條第二項ヲ削ル
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年分以前ノ地租ニ關シテハ仍從前ノ例ニ依ル
土地賃貸價格改訂法第四條ノ規定中從前ノ賃貸價格ニ依ル地租額ノ四倍トアルハ昭和十五年分地租ニ付テハ從前ノ賃貸價格ノ百分ノ二ニ相當スル金額ノ四倍トス
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル地租法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
内閣総理大臣 米内光政
大蔵大臣 桜内幸雄
法律第三十四号
地租法中左ノ通改正ス
第二条第三号中「招魂社地」ヲ「護国神社地」ニ改ム
第十条中「百分ノ三・八」ヲ「百分ノ二」ニ改ム
第十一条第一項ヲ左ノ如ク改ム
地租ハ毎年左ノ納期ニ於テ之ヲ徴収ス
一
田租
第一期 翌年一月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第二期 翌年三月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
二
其ノ他
第一期 其ノ年八月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第二期 翌年一月一日ヨリ三十一日限 年額ノ二分ノ一
第十四条中「自作農免租地」ヲ「小農耕免租地」ニ改ム
第十九条ニ左ノ一項ヲ加フ
宅地又ハ鉱泉地ト為リタル開拓地ニ付テハ其ノ情況ニ依リ税務署長ハ開拓減租年期ヲ短縮スルコトヲ得
第二十条ニ左ノ一項ヲ加フ
宅地又ハ鉱泉地ト為リタル埋立地ニ付テハ其ノ情況ニ依リ税務署長ハ埋立免租年期ヲ短縮スルコトヲ得
「第四章 自作農地免租」ヲ「第四章 小農耕地免租」ニ改ム
第七十条第一項ヲ左ノ如ク改ム
田畑地租ノ納期開始ノ時ニ於テ納税義務者ノ住所地市町村及隣接市町村内ニ於ケル田畑賃貸価格ノ合計金額ガ其ノ同居家族ノ分ト合算シ二百円未満ナルトキハ納税義務者ノ申請ニ依リ其ノ田畑ノ当該納期分地租ハ命令ノ定ムル所ニ依リ之ヲ免除ス但シ耕作セザル田畑ニ付テハ此ノ限ニ在ラズ
第七十三条
地租ハ各納税義務者ニ付同一市町村内ニ於ケル田ノ賃貸価格ノ合計金額ト田以外ノ土地ノ賃貸価格ノ合計金額トニ依リ各別ニ算出シ之ヲ徴収ス但シ合計金額ガ五円ニ満タザルモノニ付テハ地租ヲ徴収セズ
第八十二条第二項ヲ削ル
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年分以前ノ地租ニ関シテハ仍従前ノ例ニ依ル
土地賃貸価格改訂法第四条ノ規定中従前ノ賃貸価格ニ依ル地租額ノ四倍トアルハ昭和十五年分地租ニ付テハ従前ノ賃貸価格ノ百分ノ二ニ相当スル金額ノ四倍トス
本文
詳細・沿革