(相続税法中改正法律)
法令番号: 法律第二十九號
公布年月日: 昭和15年3月29日
法令の形式: 法律
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル相續稅法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
內閣總理大臣 米內光政
大藏大臣 櫻內幸雄
法律第二十九號
相續稅法中左ノ通改正ス
第五條ノ二 本法施行地ニ住所ヲ有スル者ノ死亡ニ因ル家督相續ニシテ其ノ課稅價格五萬圓以下ノモノニ付テハ命令ノ定ムル所ニ依リ課稅價格ヨリ相續開始當時ノ被相續人ノ同居家族中年齡十八歲未滿若ハ六十歲以上又ハ不具癈疾ノ者一人ニ付千圓ヲ控除ス
本法施行地ニ住所ヲ有スル者ノ死亡ニ因ル遺產相續ニシテ其ノ課稅價格三萬圓以下ノモノニ付テハ命令ノ定ムル所ニ依リ課稅價格ヨリ相續開始當時被相續人ノ親權ニ服シ且被相續人ト同居スル子ノ中年齡十八歲未滿又ハ不具癈疾ノ者一人ニ付千圓ヲ控除ス
前二項ノ規定ニ依リ控除スヘキ金額ハ課稅價格ヨリ遺贈ノ價額及第三條ノ規定ニ依リ相續財產ノ價額ニ加ヘタル贈與ノ價額ヲ控除シタル殘額ニ相當スル金額ヲ超ユルコトナシ
第一項及第二項ニ規定スル不具癈疾者ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第六條中「相續稅ヲ課セス」ノ下ニ「前條ノ規定ニ依ル控除ヲ爲シタル爲課稅價格カ家督相續ニ在リテハ五千圓、遺產相續ニ在リテハ千圓ニ滿タサルニ至リタルトキ亦同シ」ヲ加フ
第八條第一項ヲ左ノ如ク改ム
相續稅ハ課稅價格ヲ左ノ各級ニ區分シ其ノ各區分ニ對シ相續人ノ種類ニ從ヒ遞次ニ各稅率ヲ適用シテ之ヲ課ス
家督相續
課稅價格
稅率
相續人カ被相續人ノ家族タル直系卑屬ナルトキ
相續人カ被相續人ノ指定シタル者、民法第九百八十二條ノ規定ニ依り選定セラレタル者、相續人カ被相續人ノ家族タル直系尊屬又ハ入夫ナルトキ
相續人カ民法第九百八十五條ノ規定ニ依り選定セラレタル者ナルトキ
一萬圓以下ノ金額
千分ノ十
千分ノ十五
千分ノ二十
一萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ十五
千分ノ二十
千分ノ三十
二萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二十
千分ノ三十
千分ノ四十
三萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二十五
千分ノ四十
千分ノ六十
四萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三十
千分ノ五十
千分ノ八十
五萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ五十
千分ノ七十
千分ノ百
七萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ七十
千分ノ九十
千分ノ百二十
十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ九十
千分ノ百十
千分ノ百五十
十五萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百十
千分ノ百三十
千分ノ百八十
二十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百三十
千分ノ百五十
千分ノ二百十
三十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百五十
千分ノ百七十
千分ノ二百四十
四十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百七十
千分ノ百九十
千分ノ二百七十
五十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百九十
千分ノ二百二十
千分ノ三百
七十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百十
千分ノ二百五十
千分ノ三百三十
百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百四十
千分ノ二百八十
千分ノ三百六十
二百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百七十
千分ノ三百十
千分ノ三百九十
三百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三百
千分ノ三百四十
千分ノ四百二十
五百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三百三十
千分ノ三百七十
千分ノ四百五十
遺產相續
課稅價格
稅率
相續人カ直系卑屬ナルトキ
相續人カ配偶者又ハ直径尊屬ナルトキ
相續人カ其ノ他ノ者ナルトキ
五千圓以下ノ金額
千分ノ二十
千分ノ三十
千分ノ四十
五千圓ヲ超ユル金額
千分ノ三十
千分ノ四十
千分ノ六十
一萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ四十
千分ノ五十
千分ノ八十
二萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ五十
千分ノ七十
千分ノ百
三萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ六十
千分ノ九十
千分ノ百二十
四萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ八十
千分ノ百十
千分ノ百四十
五萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百
千分ノ百三十
千分ノ百六十
七萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百二十
千分ノ百五十
千分ノ百八十
十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百五十
千分ノ百八十
千分ノ二百十
十五萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ百八十
千分ノ二百十
千分ノ二百四十
二十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百十
千分ノ二百四十
千分ノ二百七十
三十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百四十
千分ノ二百七十
千分ノ三百
四十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ二百七十
千分ノ三百
千分ノ三百三十
五十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三百
千分ノ三百三十
千分ノ三百六十
七十萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三百三十
千分ノ三百六十
千分ノ三百九十
百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ三百七十
千分ノ四百
千分ノ四百三十
二百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ四百十
千分ノ四百四十
千分ノ四百七十
三百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ四百五十
千分ノ四百八十
千分ノ五百十
五百萬圓ヲ超ユル金額
千分ノ四百九十
千分ノ五百二十
千分ノ五百五十
第十條第一項中「五年以內」ヲ「七年以內」ニ、同條第二項中「七年以內」ヲ「十年以內」ニ改ム
第十二條ノ三 稅務署長又ハ其ノ代理官ハ調査上必要アルトキハ被相續人、納稅義務者又ハ納稅義務アリト認ムル者ニ質問スルコトヲ得
第十二條ノ四ニ第一項トシテ左ノ一項ヲ加フ
稅務署長又ハ其ノ代理官ハ調査上必要アルトキハ第十二條ノ二第一項ノ支拂調書ヲ提出スル義務アル者ニ質問スルコトヲ得
第十七條第二項中「前項」ヲ「前二項」ニ改メ同條第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
相續稅ヲ課スヘキ相續財產ノ價額中不動產及不動產ノ上ニ存スル權利竝ニ信託財產タル不動產ノ元本ノ利益ヲ受クヘキ權利ノ價額ノ合計額カ相續財產ノ價額ノ二分ノ一ヲ超ユルトキハ前項但書ノ期間ハ之ヲ十年以內トス
第二十三條第二項中「超過スル金額ヲ」ノ下ニ「第一項又ハ」ヲ、同條第三項中「第一項」ノ下ニ「又ハ第二項」ヲ加ヘ同條第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ場合ニ於テ贈與前三年以內ニ同一人ニ對シ爲シタル贈與(朝鮮、臺灣又ハ樺太ニ住所ヲ有シタル當時爲シタル贈與ヲ含ム)ニシテ價額千圓以上ノモノアルトキハ其ノ贈與ノ價額ヲ前項ノ贈與ノ價額ニ加算シテ得タル金額ニ對シ第八條ノ稅率ヲ適用シテ算出シタル金額ヨリ加算シタル贈與ノ價額(二以上ノ贈與アルトキハ其ノ價額ノ合計額)ニ對シ同條ノ稅率ヲ適用シテ算出シタル金額ヲ控除シタル金額ヲ以テ其ノ稅額トス
第二十四條ノ三 第十二條ノ四ノ規定ニ依ル稅務署長又ハ其ノ代理官ノ質問ニ對シ答辯ヲ爲サス又ハ虛僞ノ陳述ヲ爲シタル者ハ百圓以下ノ罰金又ハ科料ニ處ス
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
本法施行前開始シタル相續ニ關シテハ仍從前ノ例ニ依ル但シ第八條ノ改正規定ハ隱居ニ因リ開始シタル家督相續ニ在リテハ昭和十五年一月一日以後ニ開始シタルモノ、第二十三條第一項ニ規定スル贈與ニ在リテハ同日以後ニ爲シタルモノニ付之ヲ適用シ第二十三條ノ改正規定ハ同日以後ニ爲シタル贈與ニ付之ヲ適用ス
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル相続税法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
内閣総理大臣 米内光政
大蔵大臣 桜内幸雄
法律第二十九号
相続税法中左ノ通改正ス
第五条ノ二 本法施行地ニ住所ヲ有スル者ノ死亡ニ因ル家督相続ニシテ其ノ課税価格五万円以下ノモノニ付テハ命令ノ定ムル所ニ依リ課税価格ヨリ相続開始当時ノ被相続人ノ同居家族中年齢十八歳未満若ハ六十歳以上又ハ不具廃疾ノ者一人ニ付千円ヲ控除ス
本法施行地ニ住所ヲ有スル者ノ死亡ニ因ル遺産相続ニシテ其ノ課税価格三万円以下ノモノニ付テハ命令ノ定ムル所ニ依リ課税価格ヨリ相続開始当時被相続人ノ親権ニ服シ且被相続人ト同居スル子ノ中年齢十八歳未満又ハ不具廃疾ノ者一人ニ付千円ヲ控除ス
前二項ノ規定ニ依リ控除スヘキ金額ハ課税価格ヨリ遺贈ノ価額及第三条ノ規定ニ依リ相続財産ノ価額ニ加ヘタル贈与ノ価額ヲ控除シタル残額ニ相当スル金額ヲ超ユルコトナシ
第一項及第二項ニ規定スル不具廃疾者ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第六条中「相続税ヲ課セス」ノ下ニ「前条ノ規定ニ依ル控除ヲ為シタル為課税価格カ家督相続ニ在リテハ五千円、遺産相続ニ在リテハ千円ニ満タサルニ至リタルトキ亦同シ」ヲ加フ
第八条第一項ヲ左ノ如ク改ム
相続税ハ課税価格ヲ左ノ各級ニ区分シ其ノ各区分ニ対シ相続人ノ種類ニ従ヒ逓次ニ各税率ヲ適用シテ之ヲ課ス
家督相続
課税価格
税率
相続人カ被相続人ノ家族タル直系卑属ナルトキ
相続人カ被相続人ノ指定シタル者、民法第九百八十二条ノ規定ニ依り選定セラレタル者、相続人カ被相続人ノ家族タル直系尊属又ハ入夫ナルトキ
相続人カ民法第九百八十五条ノ規定ニ依り選定セラレタル者ナルトキ
一万円以下ノ金額
千分ノ十
千分ノ十五
千分ノ二十
一万円ヲ超ユル金額
千分ノ十五
千分ノ二十
千分ノ三十
二万円ヲ超ユル金額
千分ノ二十
千分ノ三十
千分ノ四十
三万円ヲ超ユル金額
千分ノ二十五
千分ノ四十
千分ノ六十
四万円ヲ超ユル金額
千分ノ三十
千分ノ五十
千分ノ八十
五万円ヲ超ユル金額
千分ノ五十
千分ノ七十
千分ノ百
七万円ヲ超ユル金額
千分ノ七十
千分ノ九十
千分ノ百二十
十万円ヲ超ユル金額
千分ノ九十
千分ノ百十
千分ノ百五十
十五万円ヲ超ユル金額
千分ノ百十
千分ノ百三十
千分ノ百八十
二十万円ヲ超ユル金額
千分ノ百三十
千分ノ百五十
千分ノ二百十
三十万円ヲ超ユル金額
千分ノ百五十
千分ノ百七十
千分ノ二百四十
四十万円ヲ超ユル金額
千分ノ百七十
千分ノ百九十
千分ノ二百七十
五十万円ヲ超ユル金額
千分ノ百九十
千分ノ二百二十
千分ノ三百
七十万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百十
千分ノ二百五十
千分ノ三百三十
百万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百四十
千分ノ二百八十
千分ノ三百六十
二百万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百七十
千分ノ三百十
千分ノ三百九十
三百万円ヲ超ユル金額
千分ノ三百
千分ノ三百四十
千分ノ四百二十
五百万円ヲ超ユル金額
千分ノ三百三十
千分ノ三百七十
千分ノ四百五十
遺産相続
課税価格
税率
相続人カ直系卑属ナルトキ
相続人カ配偶者又ハ直径尊属ナルトキ
相続人カ其ノ他ノ者ナルトキ
五千円以下ノ金額
千分ノ二十
千分ノ三十
千分ノ四十
五千円ヲ超ユル金額
千分ノ三十
千分ノ四十
千分ノ六十
一万円ヲ超ユル金額
千分ノ四十
千分ノ五十
千分ノ八十
二万円ヲ超ユル金額
千分ノ五十
千分ノ七十
千分ノ百
三万円ヲ超ユル金額
千分ノ六十
千分ノ九十
千分ノ百二十
四万円ヲ超ユル金額
千分ノ八十
千分ノ百十
千分ノ百四十
五万円ヲ超ユル金額
千分ノ百
千分ノ百三十
千分ノ百六十
七万円ヲ超ユル金額
千分ノ百二十
千分ノ百五十
千分ノ百八十
十万円ヲ超ユル金額
千分ノ百五十
千分ノ百八十
千分ノ二百十
十五万円ヲ超ユル金額
千分ノ百八十
千分ノ二百十
千分ノ二百四十
二十万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百十
千分ノ二百四十
千分ノ二百七十
三十万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百四十
千分ノ二百七十
千分ノ三百
四十万円ヲ超ユル金額
千分ノ二百七十
千分ノ三百
千分ノ三百三十
五十万円ヲ超ユル金額
千分ノ三百
千分ノ三百三十
千分ノ三百六十
七十万円ヲ超ユル金額
千分ノ三百三十
千分ノ三百六十
千分ノ三百九十
百万円ヲ超ユル金額
千分ノ三百七十
千分ノ四百
千分ノ四百三十
二百万円ヲ超ユル金額
千分ノ四百十
千分ノ四百四十
千分ノ四百七十
三百万円ヲ超ユル金額
千分ノ四百五十
千分ノ四百八十
千分ノ五百十
五百万円ヲ超ユル金額
千分ノ四百九十
千分ノ五百二十
千分ノ五百五十
第十条第一項中「五年以内」ヲ「七年以内」ニ、同条第二項中「七年以内」ヲ「十年以内」ニ改ム
第十二条ノ三 税務署長又ハ其ノ代理官ハ調査上必要アルトキハ被相続人、納税義務者又ハ納税義務アリト認ムル者ニ質問スルコトヲ得
第十二条ノ四ニ第一項トシテ左ノ一項ヲ加フ
税務署長又ハ其ノ代理官ハ調査上必要アルトキハ第十二条ノ二第一項ノ支払調書ヲ提出スル義務アル者ニ質問スルコトヲ得
第十七条第二項中「前項」ヲ「前二項」ニ改メ同条第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
相続税ヲ課スヘキ相続財産ノ価額中不動産及不動産ノ上ニ存スル権利並ニ信託財産タル不動産ノ元本ノ利益ヲ受クヘキ権利ノ価額ノ合計額カ相続財産ノ価額ノ二分ノ一ヲ超ユルトキハ前項但書ノ期間ハ之ヲ十年以内トス
第二十三条第二項中「超過スル金額ヲ」ノ下ニ「第一項又ハ」ヲ、同条第三項中「第一項」ノ下ニ「又ハ第二項」ヲ加ヘ同条第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ場合ニ於テ贈与前三年以内ニ同一人ニ対シ為シタル贈与(朝鮮、台湾又ハ樺太ニ住所ヲ有シタル当時為シタル贈与ヲ含ム)ニシテ価額千円以上ノモノアルトキハ其ノ贈与ノ価額ヲ前項ノ贈与ノ価額ニ加算シテ得タル金額ニ対シ第八条ノ税率ヲ適用シテ算出シタル金額ヨリ加算シタル贈与ノ価額(二以上ノ贈与アルトキハ其ノ価額ノ合計額)ニ対シ同条ノ税率ヲ適用シテ算出シタル金額ヲ控除シタル金額ヲ以テ其ノ税額トス
第二十四条ノ三 第十二条ノ四ノ規定ニ依ル税務署長又ハ其ノ代理官ノ質問ニ対シ答弁ヲ為サス又ハ虚偽ノ陳述ヲ為シタル者ハ百円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
本法施行前開始シタル相続ニ関シテハ仍従前ノ例ニ依ル但シ第八条ノ改正規定ハ隠居ニ因リ開始シタル家督相続ニ在リテハ昭和十五年一月一日以後ニ開始シタルモノ、第二十三条第一項ニ規定スル贈与ニ在リテハ同日以後ニ為シタルモノニ付之ヲ適用シ第二十三条ノ改正規定ハ同日以後ニ為シタル贈与ニ付之ヲ適用ス