近年の歳計膨張により会計検査院の検査事務が著しく増加している。特に臨時軍事費が巨額に上り、書面検査・実地検査ともに分量が増加し、検査範囲と地域も広範になっている。このような状況に対応するため、検査能力の充実を図る必要があり、検査官2名と副検査官4名の増員を行うことを目的として、会計検査院法の改正を提案するものである。
参照した発言: 第75回帝国議会 衆議院 本会議 第18号