日本研究のための歴史情報
法令データベース
本データベースについて
(陸軍補充令及陸軍補充令中改正中改正ノ件)
法令番号: 勅令第六百四十七號
公布年月日: 昭和13年9月17日
法令の形式: 勅令
被改正法
リンク
改正:
陸軍補充令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕陸軍補充令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十三年九月十六日
內閣總理大臣 公爵 近衞文麿
陸軍大臣 板垣征四郞
勅令第六百四十七號
陸軍補充令中左ノ通改正ス
第十五條第一項ヲ左ノ如ク改ム
各兵科少尉候補者ハ年齡三十八年未滿ノ現役ノ各兵科准尉、同曹長及飛行機操縱術ヲ習得シタル軍曹中身體强健、人格成績共ニ優秀且家庭堅實ナル者ニシテ聯隊長ニ於テ選拔シタルモノノ中ヨリ試驗ノ上陸軍大臣之ヲ定ム但シ飛行機操縱術ヲ習得シタル曹長及軍曹ニ在リテハ下士官トシテノ實役停年三年以上、其ノ他ノ曹長ニ在リテハ下士官トシテノ實役停年四年以上ノ者ニ限ル
第二十七條中「家庭良好」ヲ「家庭堅實」ニ、「年齡ノ計算及」ヲ「年齡及實役停年ノ計算竝ニ」ニ改メ同條第一項ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ曹長ニ在リテハ下士官トシテノ實役停年四年以上ノ者ニ限ル
第四十條及第四十九條中「曹長」ノ下ニ「(下士官トシテノ實役停年四年以上ノ者ニ限ル)」ヲ加ヘ「家庭良好」ヲ「家庭堅實」ニ、「年齡ノ計算及」ヲ「年齡及實役停年ノ計算竝ニ」ニ改ム
第五十三條第一項及第六十二條ノ七第一項中「家庭良好」ヲ「家庭堅實」ニ改ム
第五十四條第一項中「家庭良好」ヲ「家庭堅實」ニ改メ同項第二號中「專門學校」ノ下ニ「(硏究科、選科等ノ別科ヲ除ク)」ヲ加フ
第六十一條第一項中「採用後直ニ」ヲ「採用後槪ネ一月ノ後」ニ改メ「陸軍造兵廠」ノ下ニ「又ハ陸軍工科學校」ヲ加フ
第六十五條第三項ヲ削ル
第六十七條中「又ハ陸軍航空技術學校技術生徒」ヲ「、陸軍航空整備學校技術生徒又ハ水戶陸軍飛行學校通信生徒若ハ特種生徒」ニ改ム
第六十八條第二項ヲ削ル
第七十條第一號ヲ左ノ如ク改ム
一
主計下士官候補者ニシテ槪ネ二年在營シ陸軍經理學校又ハ陸軍大臣ノ指定スル部隊ニ於テ主計下士官タルニ必要ナル學術ヲ習得シ主計下士官タルニ適スル者
第七十一條中「一年」ヲ「八月」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
陸軍大臣ハ前項ノ主計下士官候補者ヲ前條ニ規定スル部隊ニ分遣ス
第七十七條第一項中「現役蹄鐵工兵」ヲ「步、騎、砲、工、航空、輜重兵科ノ兵」ニ、「十月」ヲ「八月」ニ改ム
第七十八條ノ二
第六十五條第一項、第六十六條、第六十七條、第七十一條第一項、第七十三條第一項、第七十五條第一項及第七十七條第一項ニ規定スル期間ハ戰時又ハ事變ノ際其ノ他必要アル場合ニ於テハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ之ヲ短縮スルコトヲ得
第八十五條中「陸軍憲兵學校」ノ下ニ「又ハ陸軍大臣ノ指定スル部隊」ヲ加フ
第八十七條中「陸軍憲兵學校」ヲ「第八十五條ニ規定スル部隊」ニ改ム
第八十八條ノ二中「一月」ヲ「三月」ニ改ム
第九十七條第一項第七號ヲ左ノ如ク改ム
七
熊谷陸軍飛行學校操縱生徒、陸軍航空整備學校技術生徒若ハ水戶陸軍飛行學校通信生徒ニシテ槪ネ一年六月以上當該學校ニ於テ修業シタル者又ハ水戶陸軍飛行學校特種生徒ニシテ槪ネ六月以上同校ニ於テ修業シタル者
第百十五條第一項第二號中「陸軍航空技術學校技術生徒及」ヲ「陸軍航空整備學校技術生徒、水戶陸軍飛行學校通信生徒及特種生徒竝ニ」ニ改ム
第百十九條第一項中「陸軍技術本部長」ヲ「陸軍工科學校長」ニ改メ同條第三項中「(軍樂部ヲ除ク)」ヲ削ル
第百二十條中「航空兵團司令官」ヲ「飛行集團長」ニ改ム
昭和十二年勅令第百十二號附則第七條ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕陸軍補充令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十三年九月十六日
内閣総理大臣 公爵 近衛文麿
陸軍大臣 板垣征四郎
勅令第六百四十七号
陸軍補充令中左ノ通改正ス
第十五条第一項ヲ左ノ如ク改ム
各兵科少尉候補者ハ年齢三十八年未満ノ現役ノ各兵科准尉、同曹長及飛行機操縦術ヲ習得シタル軍曹中身体強健、人格成績共ニ優秀且家庭堅実ナル者ニシテ連隊長ニ於テ選抜シタルモノノ中ヨリ試験ノ上陸軍大臣之ヲ定ム但シ飛行機操縦術ヲ習得シタル曹長及軍曹ニ在リテハ下士官トシテノ実役停年三年以上、其ノ他ノ曹長ニ在リテハ下士官トシテノ実役停年四年以上ノ者ニ限ル
第二十七条中「家庭良好」ヲ「家庭堅実」ニ、「年齢ノ計算及」ヲ「年齢及実役停年ノ計算並ニ」ニ改メ同条第一項ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ曹長ニ在リテハ下士官トシテノ実役停年四年以上ノ者ニ限ル
第四十条及第四十九条中「曹長」ノ下ニ「(下士官トシテノ実役停年四年以上ノ者ニ限ル)」ヲ加ヘ「家庭良好」ヲ「家庭堅実」ニ、「年齢ノ計算及」ヲ「年齢及実役停年ノ計算並ニ」ニ改ム
第五十三条第一項及第六十二条ノ七第一項中「家庭良好」ヲ「家庭堅実」ニ改ム
第五十四条第一項中「家庭良好」ヲ「家庭堅実」ニ改メ同項第二号中「専門学校」ノ下ニ「(研究科、選科等ノ別科ヲ除ク)」ヲ加フ
第六十一条第一項中「採用後直ニ」ヲ「採用後概ネ一月ノ後」ニ改メ「陸軍造兵廠」ノ下ニ「又ハ陸軍工科学校」ヲ加フ
第六十五条第三項ヲ削ル
第六十七条中「又ハ陸軍航空技術学校技術生徒」ヲ「、陸軍航空整備学校技術生徒又ハ水戸陸軍飛行学校通信生徒若ハ特種生徒」ニ改ム
第六十八条第二項ヲ削ル
第七十条第一号ヲ左ノ如ク改ム
一
主計下士官候補者ニシテ概ネ二年在営シ陸軍経理学校又ハ陸軍大臣ノ指定スル部隊ニ於テ主計下士官タルニ必要ナル学術ヲ習得シ主計下士官タルニ適スル者
第七十一条中「一年」ヲ「八月」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
陸軍大臣ハ前項ノ主計下士官候補者ヲ前条ニ規定スル部隊ニ分遣ス
第七十七条第一項中「現役蹄鉄工兵」ヲ「歩、騎、砲、工、航空、輜重兵科ノ兵」ニ、「十月」ヲ「八月」ニ改ム
第七十八条ノ二
第六十五条第一項、第六十六条、第六十七条、第七十一条第一項、第七十三条第一項、第七十五条第一項及第七十七条第一項ニ規定スル期間ハ戦時又ハ事変ノ際其ノ他必要アル場合ニ於テハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ之ヲ短縮スルコトヲ得
第八十五条中「陸軍憲兵学校」ノ下ニ「又ハ陸軍大臣ノ指定スル部隊」ヲ加フ
第八十七条中「陸軍憲兵学校」ヲ「第八十五条ニ規定スル部隊」ニ改ム
第八十八条ノ二中「一月」ヲ「三月」ニ改ム
第九十七条第一項第七号ヲ左ノ如ク改ム
七
熊谷陸軍飛行学校操縦生徒、陸軍航空整備学校技術生徒若ハ水戸陸軍飛行学校通信生徒ニシテ概ネ一年六月以上当該学校ニ於テ修業シタル者又ハ水戸陸軍飛行学校特種生徒ニシテ概ネ六月以上同校ニ於テ修業シタル者
第百十五条第一項第二号中「陸軍航空技術学校技術生徒及」ヲ「陸軍航空整備学校技術生徒、水戸陸軍飛行学校通信生徒及特種生徒並ニ」ニ改ム
第百十九条第一項中「陸軍技術本部長」ヲ「陸軍工科学校長」ニ改メ同条第三項中「(軍楽部ヲ除ク)」ヲ削ル
第百二十条中「航空兵団司令官」ヲ「飛行集団長」ニ改ム
昭和十二年勅令第百十二号附則第七条ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本文
詳細・沿革