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(兵役法施行令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第六百九十三號
公布年月日: 昭和12年12月1日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
兵役法施行令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕兵役法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十二年十一月三十日
內閣總理大臣 公爵 近衞文麿
外務大臣 廣田弘毅
內務大臣 馬場鍈一
海軍大臣 米內光政
陸軍大臣 杉山元
勅令第六百九十三號
兵役法施行令中左ノ通改正ス
第百二條及第百三十九條中「南滿洲鐵道附屬地」ヲ「滿洲國」ニ改ム
第百三條中「滿洲國(南滿洲鐵道附屬地ヲ除ク)、」ヲ削ル
第百八條中「及南滿洲鐵道附屬地」ヲ削リ「樺太」ノ下ニ「、滿洲國」ヲ、「樺太廳長官」ノ下ニ「、大使」ヲ加フ
第百四十三條第一項ヲ左ノ如ク改ム
第八十條ノ規定ニ依ル身體檢査竝ニ朝鮮、臺灣、關東州又ハ滿洲國ニ在ル陸軍軍人ノ服役及召集ニ關シテハ陸軍大臣ハ朝鮮ニ在リテハ道知事、府尹、郡守、島司及警察署長、臺灣ニ在リテハ州知事、廳長、郡守、市尹及警察署長、關東州ニ在リテハ關東州廳長官及警察署長、滿洲國ニ在リテハ大使、領事官及大使館兵事員、其ノ他ノ地ニ在リテハ領事官ヲシテ其ノ事務ノ一部ヲ擔任セシムルコトヲ得
同條第二項中「及南滿洲鐵道附屬地」及「民政署長及」ヲ削リ「大使公使及領事官」ヲ「大使、公使、領事官及大使館兵事員」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
大使館兵事員ニ關スル規程ハ大使關東軍司令官ニ協議シテ之ヲ定ム
同條第四項ヲ左ノ如ク改ム
警察署ノ管轄區域ノ變更又ハ市町村ノ廢置分合若ハ境界變更アリタル場合ニ於テハ當該區域內ノ召集事務ハ師團長又ハ鎭守府司令長官ノ指定スル警察署長又ハ市町村長ヲシテ一時之ヲ行ハシムルコトヲ得
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕兵役法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十二年十一月三十日
内閣総理大臣 公爵 近衛文麿
外務大臣 広田弘毅
内務大臣 馬場鍈一
海軍大臣 米内光政
陸軍大臣 杉山元
勅令第六百九十三号
兵役法施行令中左ノ通改正ス
第百二条及第百三十九条中「南満洲鉄道附属地」ヲ「満洲国」ニ改ム
第百三条中「満洲国(南満洲鉄道附属地ヲ除ク)、」ヲ削ル
第百八条中「及南満洲鉄道附属地」ヲ削リ「樺太」ノ下ニ「、満洲国」ヲ、「樺太庁長官」ノ下ニ「、大使」ヲ加フ
第百四十三条第一項ヲ左ノ如ク改ム
第八十条ノ規定ニ依ル身体検査並ニ朝鮮、台湾、関東州又ハ満洲国ニ在ル陸軍軍人ノ服役及召集ニ関シテハ陸軍大臣ハ朝鮮ニ在リテハ道知事、府尹、郡守、島司及警察署長、台湾ニ在リテハ州知事、庁長、郡守、市尹及警察署長、関東州ニ在リテハ関東州庁長官及警察署長、満洲国ニ在リテハ大使、領事官及大使館兵事員、其ノ他ノ地ニ在リテハ領事官ヲシテ其ノ事務ノ一部ヲ担任セシムルコトヲ得
同条第二項中「及南満洲鉄道附属地」及「民政署長及」ヲ削リ「大使公使及領事官」ヲ「大使、公使、領事官及大使館兵事員」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
大使館兵事員ニ関スル規程ハ大使関東軍司令官ニ協議シテ之ヲ定ム
同条第四項ヲ左ノ如ク改ム
警察署ノ管轄区域ノ変更又ハ市町村ノ廃置分合若ハ境界変更アリタル場合ニ於テハ当該区域内ノ召集事務ハ師団長又ハ鎮守府司令長官ノ指定スル警察署長又ハ市町村長ヲシテ一時之ヲ行ハシムルコトヲ得
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本文
詳細・沿革