森林火災保険特別会計規則
法令番号: 勅令第二百三十五號
公布年月日: 昭和12年5月31日
法令の形式: 勅令
  • 改正: 昭和18年11月1日 勅令第857号
  • 改正: 昭和19年8月9日 勅令第496号
  • 改正: 昭和27年7月2日 政令第237号
  • 改正: 昭和30年3月31日 政令第49号
  • 改正: 昭和36年3月30日 政令第49号
  • 改正: 昭和37年7月31日 政令第314号
  • 改正: 昭和53年7月5日 政令第282号
  • 改正: 平成12年6月7日 政令第307号
  • 改正: 平成17年1月4日 政令第1号
  • 廃止: 平成19年3月31日 政令第124号
朕森林火災保險特別會計規則ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十二年五月二十九日
內閣總理大臣 林銑十郞
農林大臣 山崎達之輔
大藏大臣 結城豊太郞
勅令第二百三十五號
森林火災保險特別會計規則
第一條 歲入歲出ノ豫定計算書ハ所管大臣之ヲ調製シ前年度九月三十日迄ニ之ヲ大藏大臣ニ送付スベシ
前項ノ豫定計算書ニハ其ノ年三月三十一日ニ終リタル會計年度ノ貸借對照表及損益計算表竝ニ其ノ年三月三十一日現在ノ積立金明細目錄ヲ添附スベシ
第二條 本會計ニ於テハ當該年度ノ收入濟歲入額及森林火災保險特別會計法第六條ニ規定スル一時借入金ヲ以テ支拂元受高トシ歲出ヲ支出スルハ此ノ支拂元受高ヲ超過スルコトヲ得ズ
第三條 本會計ニ於テ支拂上現金ニ不足ヲ生ジタルトキハ所管大臣ハ大藏大臣ノ承認ヲ經テ森林火災保險特別會計法第六條ニ規定スル一時借入金ニ代ヘ積立金ニ屬スル現金ヲ前條ノ支拂元受高ニ繰替使用スルコトヲ得
前項ノ規定ニ依リ繰替使用シタル金額ハ當該年度內ニ之ヲ返還スベシ
第四條 保險料收入ノ年度所屬ハ其ノ保險料ヲ納付スベキ日ノ屬スル年度ニ依ル
第五條 每年度內ニ收入ヲ爲スベキ權利ヲ得テ每年度出納ノ完結迄ニ收入濟ト爲ラザルモノハ收入未濟トシテ遞次翌年度ニ繰越シ現ニ收入ヲ爲シタル年度ノ歲入ニ組入ルベシ
第六條 每年度內ニ支拂ヲ爲スベキ義務ヲ生ジ每年度出納ノ完結迄ニ支出濟ト爲ラザル歲出ニシテ時效完成ニ至ラザルモノハ支出未濟トシテ遞次翌年度ニ繰越スベシ但シ支出濟額ト合シテ豫算額ヲ超過スルコトヲ得ズ
第七條 每年度ノ歲入ノ收入濟額ヨリ歲出ノ支出濟額、翌年度繰越額、未經過保險料及支拂備金ニ相當スル金額ヲ控除シ殘餘アルトキハ之ヲ積立金ニ組入レ不足アルトキハ積立金ヨリ之ヲ補足スベシ
前項ニ規定スル未經過保險料及支拂備金ノ計算ハ所管大臣大藏大臣ト協議シテ之ヲ定ム
第八條 歲入歲出ノ決定計算書ハ所管大臣之ヲ調製シ翌年度七月三十一日迄ニ之ヲ大藏大臣ニ送付スベシ
第九條 農林省ハ日記簿、原簿及補助簿ヲ備ヘ森林火災保險ニ關スル一切ノ計算ヲ登記スベシ
第十條 貸借對照表及損益計算表ノ樣式ハ所管大臣大藏大臣ト協議シテ之ヲ定ム
第十一條 支出官ハ支出簿ノ外支拂元受高差引簿ヲ備ヘ支拂元受高、支出濟額及殘額ヲ登記スベシ
第十二條 農林省ハ歲出簿ノ外支拂元受高差引簿ヲ備ヘ支拂元受高、支出濟額及殘額ヲ登記スベシ但シ支出官一人ナル場合ニ於テハ支拂元受高差引簿ヲ省略スルコトヲ得
第十三條 本令ニ規定セザルモノニ付テハ會計規則ヲ準用ス
附 則
本令ハ昭和十二年度ヨリ之ヲ適用ス
朕森林火災保険特別会計規則ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十二年五月二十九日
内閣総理大臣 林銑十郎
農林大臣 山崎達之輔
大蔵大臣 結城豊太郎
勅令第二百三十五号
森林火災保険特別会計規則
第一条 歳入歳出ノ予定計算書ハ所管大臣之ヲ調製シ前年度九月三十日迄ニ之ヲ大蔵大臣ニ送付スベシ
前項ノ予定計算書ニハ其ノ年三月三十一日ニ終リタル会計年度ノ貸借対照表及損益計算表並ニ其ノ年三月三十一日現在ノ積立金明細目録ヲ添附スベシ
第二条 本会計ニ於テハ当該年度ノ収入済歳入額及森林火災保険特別会計法第六条ニ規定スル一時借入金ヲ以テ支払元受高トシ歳出ヲ支出スルハ此ノ支払元受高ヲ超過スルコトヲ得ズ
第三条 本会計ニ於テ支払上現金ニ不足ヲ生ジタルトキハ所管大臣ハ大蔵大臣ノ承認ヲ経テ森林火災保険特別会計法第六条ニ規定スル一時借入金ニ代ヘ積立金ニ属スル現金ヲ前条ノ支払元受高ニ繰替使用スルコトヲ得
前項ノ規定ニ依リ繰替使用シタル金額ハ当該年度内ニ之ヲ返還スベシ
第四条 保険料収入ノ年度所属ハ其ノ保険料ヲ納付スベキ日ノ属スル年度ニ依ル
第五条 毎年度内ニ収入ヲ為スベキ権利ヲ得テ毎年度出納ノ完結迄ニ収入済ト為ラザルモノハ収入未済トシテ逓次翌年度ニ繰越シ現ニ収入ヲ為シタル年度ノ歳入ニ組入ルベシ
第六条 毎年度内ニ支払ヲ為スベキ義務ヲ生ジ毎年度出納ノ完結迄ニ支出済ト為ラザル歳出ニシテ時効完成ニ至ラザルモノハ支出未済トシテ逓次翌年度ニ繰越スベシ但シ支出済額ト合シテ予算額ヲ超過スルコトヲ得ズ
第七条 毎年度ノ歳入ノ収入済額ヨリ歳出ノ支出済額、翌年度繰越額、未経過保険料及支払備金ニ相当スル金額ヲ控除シ残余アルトキハ之ヲ積立金ニ組入レ不足アルトキハ積立金ヨリ之ヲ補足スベシ
前項ニ規定スル未経過保険料及支払備金ノ計算ハ所管大臣大蔵大臣ト協議シテ之ヲ定ム
第八条 歳入歳出ノ決定計算書ハ所管大臣之ヲ調製シ翌年度七月三十一日迄ニ之ヲ大蔵大臣ニ送付スベシ
第九条 農林省ハ日記簿、原簿及補助簿ヲ備ヘ森林火災保険ニ関スル一切ノ計算ヲ登記スベシ
第十条 貸借対照表及損益計算表ノ様式ハ所管大臣大蔵大臣ト協議シテ之ヲ定ム
第十一条 支出官ハ支出簿ノ外支払元受高差引簿ヲ備ヘ支払元受高、支出済額及残額ヲ登記スベシ
第十二条 農林省ハ歳出簿ノ外支払元受高差引簿ヲ備ヘ支払元受高、支出済額及残額ヲ登記スベシ但シ支出官一人ナル場合ニ於テハ支払元受高差引簿ヲ省略スルコトヲ得
第十三条 本令ニ規定セザルモノニ付テハ会計規則ヲ準用ス
附 則
本令ハ昭和十二年度ヨリ之ヲ適用ス