台湾銀行券の支払準備について、現行の金銀貨及び地金銀に限定する必要性が低下したため、朝鮮銀行券の例に倣い兌換銀行券を支払準備に加えることとする。また支払準備及び保証準備から銀貨・政府発行紙幣を除外する。さらに、大正7年に定められた保証発行限度2000万円は、台湾の経済状況や銀行券発行の現状に照らして不十分なため、5000万円に拡張する。
参照した発言: 第71回帝国議会 衆議院 本会議 第6号