(陸軍補充令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第二百六十四號
公布年月日: 昭和10年9月12日
法令の形式: 勅令
朕陸軍補充令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十年九月十一日
內閣總理大臣 岡田啓介
陸軍大臣 川島義之
勅令第二百六十四號
陸軍補充令中左ノ通改正ス
第十六條第一項中「陸軍工科學校」ノ下ニ「、航空技術ニ從事スル航空兵科ノ者ニ在リテハ陸軍航空技術學校」ヲ加ヘ同條第二項中「又ハ陸軍工科學校」ヲ「、陸軍工科學校又ハ陸軍航空技術學校」ニ改ム
第五十二條ニ左ノ一項ヲ加フ
飛行機操縱ニ從事スベキ航空兵科士官ハ前項第一號ニ揭グル者ノ外操縱候補生ニシテ少尉ニ任ゼラルルノ資格ヲ具フル者ヲ以テ之ヲ補充ス
第六十二條ノ六ノ次ニ左ノ五條ヲ加フ
第六十二條ノ七 操縱候補生ハ左ニ揭グル資格ヲ具ヘ操縱候補生タルコトヲ志願スル者ノ中人格成績共ニ優秀且家庭良好ニシテ陸軍大臣ノ定ムル銓衡ニ合格シタル者ヲ以テ之ニ充ツ
一 飛行機操縱ニ從事スベキ豫備役及後備役ノ士官又ハ下士官タルノ希望ヲ有スル者
二 派遣將校(昭和十年勅令第二百六十七號ニ依リ派遣シタル將校ヲ謂フ以下之ニ同ジ)ノ行フ飛行機操縱ノ檢定ニ合格シタル者又ハ飛行機操縱士免狀ヲ有スル者
三 第六十二條ノ三第一項第一號ニ揭グル學校ヲ卒業シ且當該學校ニ於テ配屬將校ノ行フ敎練ノ檢定(第五十三條第一項第三號ノ檢定ヲ謂フ)ニ合格シタル者
四 年齡二十八年未滿ノ者
前項第四號ニ規定スル年齡ハ採用スル年ノ三月三十一日ニ於ケル年齡トス
飛行機操縱ノ檢定ニ關スル事項ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第六十二條ノ八 操縱候補生ノ修業期間ハ其ノ入營期日ヨリ起算シ一年ニ滿ツル日迄トス
前項ノ修業期間ハ戰時又ハ事變ノ際其ノ他必要アル場合ニ於テハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ之ヲ短縮スルコトヲ得
第六十二條ノ九 操縱候補生ニ對シテハ入營後直ニ一等兵ノ階級ヲ與ヘ槪ネ三月ノ後上等兵ノ階級ニ進メ爾後槪ネ二月ノ後伍長ノ階級ニ、更ニ槪ネ二月ノ後軍曹ノ階級ニ、更ニ槪ネ二月ノ後曹長ノ階級ニ進メ同時ニ見習士官ヲ命ズ
第六十二條ノ十 見習士官ヲ命ゼラレタル操縱候補生ヲ將校ト爲スノ可否ハ銓衡會議ニ於テ之ヲ決ス
前項ノ銓衡會議ノ組織ニ關シテハ第十條ノ例ニ依ル
第一項ノ銓衡會議ニ於テ可決セラレタル者ハ航空兵科ノ少尉ニ任ゼラルルノ資格ヲ具フルモノトス
第六十二條ノ十一 第五十五條乃至第五十七條及第六十二條ノ五ノ規定ハ操縱候補生ニ之ヲ準用ス
第六十四條第五號ヲ左ノ如ク改ム
五 航空兵ニ在リテハ下志津陸軍飛行學校ニ於ケル下士官候補者隊若ハ濱松陸軍飛行學校ニ於ケル下士官候補者隊ノ課程ヲ修了シタル者又ハ所屬部隊ニ於テ下士官タルニ必要ナル學術ヲ習得シタル者
第六十五條第二項中「(航空兵科ノ者ヲ除ク)」ヲ「(航空兵科ノ者ニシテ所屬部隊ニ於テ下士官タルニ必要ナル學術ヲ習得スベキモノヲ除ク)」ニ改メ「槪ネ一年」ノ下ニ「(航空兵科ノ者ニシテ前條第五號ノ下士官候補者隊ノ課程ヲ修ムベキモノニ在リテハ槪ネ八月)」ヲ加フ
第六十七條中「所澤陸軍飛行學校生徒」ヲ「熊谷陸軍飛行學校操縱生徒又ハ陸軍航空技術學校技術生徒」ニ改ム
第七十條第二號及第七十二條第二號中「兵」ヲ「各兵科上等兵」ニ改ム
第七十三條第一項中「八月」ヲ「槪ネ八月」ニ改ム
第七十六條 現役蹄鐵工長ハ左ニ揭グル者ヲ以テ之ヲ補充ス
一 蹄鐵工長候補者ニシテ槪ネ二年在營シ陸軍獸醫學校ニ於テ蹄鐵工長候補者ノ課程ヲ卒業シタル者
二 獸醫部下士官適任證書ヲ有スル各兵科上等兵ニシテ歸休ヲ命ゼラレ又ハ現役期間滿ツル日迄在營シテ豫備役ニ入リ退營後二年以內ニ現役蹄鐵工長ヲ志願スル者
三 豫備役又ハ後備役ノ蹄鐵工長ニシテ現役滿期後二年以內ニ現役ヲ志願スル者
第七十七條第一項中「十月」ヲ「槪ネ十月」ニ改ム
第八十條第一項第四號中「航空免狀(自由氣球操縱士免狀ヲ除ク)ヲ有スル」ヲ「派遣將校ノ行フ飛行機操縱ノ檢定(第六十二條ノ七第一項第二號ノ檢定ヲ謂フ)ニ合格シ又ハ飛行機操縱士免狀ヲ有スル」ニ改メ同項ニ左ノ一號ヲ加フ
七 操縱候補生ニシテ銓衡會議ニ於テ可決セラレザリシ者ノ中下士官タルニ適スト認メタル者
第八十一條中「又ハ第二號」ヲ「、第二號又ハ第七號」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
前條第一項第七號ニ該當スル者ヲ以テ豫備役下士官ヲ補充スル場合ニ於ケル初任ノ官等ハ軍曹トス
第八十三條 第八十條第一項第四號ニ該當スル者ヲ以テ豫備役下士官ヲ補充スル場合ニ於テハ任官前六月間下士官候補者トシテ飛行隊又ハ陸軍飛行學校ニ於テ下士官タルニ必要ナル敎育ヲ行フ但シ大正八年勅令第百五十三號ニ依リ陸軍飛行學校ニ於テ所定ノ敎育ヲ終了シタル者ハ此ノ限ニ在ラズ
前項ノ下士官候補者ハ入營ノ日ヲ以テ之ニ一等兵ノ階級ヲ與ヘ槪ネ三月ノ後上等兵ノ階級ニ進ム
第八十條第一項第四號ニ該當スル者ヲ以テ豫備役下士官ヲ補充スル場合ニ於ケル初任ノ官等ハ其ノ技倆ニ應ジ軍曹又ハ伍長トス
第八十三條ノ二 第七十八條ノ規定ハ前條ノ下士官候補者ニ之ヲ準用ス
第八十六條ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ニ規定スル年齡ハ採用スル年ノ十二月一日ニ於ケル年齡トス
第九十二條第一項第二號中「陸軍工科學校、」ノ下ニ「陸軍航空技術學校、」ヲ加フ
第九十七條第一項第七號ヲ左ノ如ク改ム
七 熊谷陸軍飛行學校操縱生徒ニシテ槪ネ一年以上同校ニ於テ修業シタル者又ハ陸軍航空技術學校技術生徒ニシテ槪ネ一年六月以上同校ニ於テ修業シタル者
第百十五條第一項第二號中「所澤陸軍飛行學校生徒」ヲ「熊谷陸軍飛行學校操縱生徒、陸軍航空技術學校技術生徒」ニ改メ同項第五號ヲ左ノ如ク改ム
五 操縱候補生
六 第六十六條、第六十七條及第八十三條第一項ニ規定スル下士官候補者
第百十六條中「任官ニ至ル迄」ノ下ニ「(操縱候補生ニ在リテハ修業期間ノ滿ツル日迄)」ヲ加フ
第百十七條第一項中「及幹部候補生」ヲ「、幹部候補生及操縱候補生」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第八十條第一項第四號、第八十三條及第八十三條ノ二ノ改正規定竝ニ第百十五條第一項第六號ノ改正規定中第八十三條第一項ニ規定スル下士官候補者ニ關スル部分ハ昭和十年十二月一日ヨリ之ヲ施行ス
第六十七條、第九十七條第一項第七號及第百十五條第一項第二號ノ改正規定中熊谷陸軍飛行學校操縱生徒トアルハ昭和十年十一月三十日迄ハ之ヲ所澤陸軍飛行學校操縱生徒トス
本令ノ適用ニ付テハ所澤陸軍飛行學校操縱生徒又ハ同校技術生徒ノ課程ヲ修メタル者ハ之ヲ熊谷陸軍飛行學校操縱生徒又ハ陸軍航空技術學校技術生徒ノ課程ヲ修メタル者ト看做ス
朕陸軍補充令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十年九月十一日
内閣総理大臣 岡田啓介
陸軍大臣 川島義之
勅令第二百六十四号
陸軍補充令中左ノ通改正ス
第十六条第一項中「陸軍工科学校」ノ下ニ「、航空技術ニ従事スル航空兵科ノ者ニ在リテハ陸軍航空技術学校」ヲ加ヘ同条第二項中「又ハ陸軍工科学校」ヲ「、陸軍工科学校又ハ陸軍航空技術学校」ニ改ム
第五十二条ニ左ノ一項ヲ加フ
飛行機操縦ニ従事スベキ航空兵科士官ハ前項第一号ニ掲グル者ノ外操縦候補生ニシテ少尉ニ任ゼラルルノ資格ヲ具フル者ヲ以テ之ヲ補充ス
第六十二条ノ六ノ次ニ左ノ五条ヲ加フ
第六十二条ノ七 操縦候補生ハ左ニ掲グル資格ヲ具ヘ操縦候補生タルコトヲ志願スル者ノ中人格成績共ニ優秀且家庭良好ニシテ陸軍大臣ノ定ムル銓衡ニ合格シタル者ヲ以テ之ニ充ツ
一 飛行機操縦ニ従事スベキ予備役及後備役ノ士官又ハ下士官タルノ希望ヲ有スル者
二 派遣将校(昭和十年勅令第二百六十七号ニ依リ派遣シタル将校ヲ謂フ以下之ニ同ジ)ノ行フ飛行機操縦ノ検定ニ合格シタル者又ハ飛行機操縦士免状ヲ有スル者
三 第六十二条ノ三第一項第一号ニ掲グル学校ヲ卒業シ且当該学校ニ於テ配属将校ノ行フ教練ノ検定(第五十三条第一項第三号ノ検定ヲ謂フ)ニ合格シタル者
四 年齢二十八年未満ノ者
前項第四号ニ規定スル年齢ハ採用スル年ノ三月三十一日ニ於ケル年齢トス
飛行機操縦ノ検定ニ関スル事項ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第六十二条ノ八 操縦候補生ノ修業期間ハ其ノ入営期日ヨリ起算シ一年ニ満ツル日迄トス
前項ノ修業期間ハ戦時又ハ事変ノ際其ノ他必要アル場合ニ於テハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ之ヲ短縮スルコトヲ得
第六十二条ノ九 操縦候補生ニ対シテハ入営後直ニ一等兵ノ階級ヲ与ヘ概ネ三月ノ後上等兵ノ階級ニ進メ爾後概ネ二月ノ後伍長ノ階級ニ、更ニ概ネ二月ノ後軍曹ノ階級ニ、更ニ概ネ二月ノ後曹長ノ階級ニ進メ同時ニ見習士官ヲ命ズ
第六十二条ノ十 見習士官ヲ命ゼラレタル操縦候補生ヲ将校ト為スノ可否ハ銓衡会議ニ於テ之ヲ決ス
前項ノ銓衡会議ノ組織ニ関シテハ第十条ノ例ニ依ル
第一項ノ銓衡会議ニ於テ可決セラレタル者ハ航空兵科ノ少尉ニ任ゼラルルノ資格ヲ具フルモノトス
第六十二条ノ十一 第五十五条乃至第五十七条及第六十二条ノ五ノ規定ハ操縦候補生ニ之ヲ準用ス
第六十四条第五号ヲ左ノ如ク改ム
五 航空兵ニ在リテハ下志津陸軍飛行学校ニ於ケル下士官候補者隊若ハ浜松陸軍飛行学校ニ於ケル下士官候補者隊ノ課程ヲ修了シタル者又ハ所属部隊ニ於テ下士官タルニ必要ナル学術ヲ習得シタル者
第六十五条第二項中「(航空兵科ノ者ヲ除ク)」ヲ「(航空兵科ノ者ニシテ所属部隊ニ於テ下士官タルニ必要ナル学術ヲ習得スベキモノヲ除ク)」ニ改メ「概ネ一年」ノ下ニ「(航空兵科ノ者ニシテ前条第五号ノ下士官候補者隊ノ課程ヲ修ムベキモノニ在リテハ概ネ八月)」ヲ加フ
第六十七条中「所沢陸軍飛行学校生徒」ヲ「熊谷陸軍飛行学校操縦生徒又ハ陸軍航空技術学校技術生徒」ニ改ム
第七十条第二号及第七十二条第二号中「兵」ヲ「各兵科上等兵」ニ改ム
第七十三条第一項中「八月」ヲ「概ネ八月」ニ改ム
第七十六条 現役蹄鉄工長ハ左ニ掲グル者ヲ以テ之ヲ補充ス
一 蹄鉄工長候補者ニシテ概ネ二年在営シ陸軍獣医学校ニ於テ蹄鉄工長候補者ノ課程ヲ卒業シタル者
二 獣医部下士官適任証書ヲ有スル各兵科上等兵ニシテ帰休ヲ命ゼラレ又ハ現役期間満ツル日迄在営シテ予備役ニ入リ退営後二年以内ニ現役蹄鉄工長ヲ志願スル者
三 予備役又ハ後備役ノ蹄鉄工長ニシテ現役満期後二年以内ニ現役ヲ志願スル者
第七十七条第一項中「十月」ヲ「概ネ十月」ニ改ム
第八十条第一項第四号中「航空免状(自由気球操縦士免状ヲ除ク)ヲ有スル」ヲ「派遣将校ノ行フ飛行機操縦ノ検定(第六十二条ノ七第一項第二号ノ検定ヲ謂フ)ニ合格シ又ハ飛行機操縦士免状ヲ有スル」ニ改メ同項ニ左ノ一号ヲ加フ
七 操縦候補生ニシテ銓衡会議ニ於テ可決セラレザリシ者ノ中下士官タルニ適スト認メタル者
第八十一条中「又ハ第二号」ヲ「、第二号又ハ第七号」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
前条第一項第七号ニ該当スル者ヲ以テ予備役下士官ヲ補充スル場合ニ於ケル初任ノ官等ハ軍曹トス
第八十三条 第八十条第一項第四号ニ該当スル者ヲ以テ予備役下士官ヲ補充スル場合ニ於テハ任官前六月間下士官候補者トシテ飛行隊又ハ陸軍飛行学校ニ於テ下士官タルニ必要ナル教育ヲ行フ但シ大正八年勅令第百五十三号ニ依リ陸軍飛行学校ニ於テ所定ノ教育ヲ終了シタル者ハ此ノ限ニ在ラズ
前項ノ下士官候補者ハ入営ノ日ヲ以テ之ニ一等兵ノ階級ヲ与ヘ概ネ三月ノ後上等兵ノ階級ニ進ム
第八十条第一項第四号ニ該当スル者ヲ以テ予備役下士官ヲ補充スル場合ニ於ケル初任ノ官等ハ其ノ技倆ニ応ジ軍曹又ハ伍長トス
第八十三条ノ二 第七十八条ノ規定ハ前条ノ下士官候補者ニ之ヲ準用ス
第八十六条ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ニ規定スル年齢ハ採用スル年ノ十二月一日ニ於ケル年齢トス
第九十二条第一項第二号中「陸軍工科学校、」ノ下ニ「陸軍航空技術学校、」ヲ加フ
第九十七条第一項第七号ヲ左ノ如ク改ム
七 熊谷陸軍飛行学校操縦生徒ニシテ概ネ一年以上同校ニ於テ修業シタル者又ハ陸軍航空技術学校技術生徒ニシテ概ネ一年六月以上同校ニ於テ修業シタル者
第百十五条第一項第二号中「所沢陸軍飛行学校生徒」ヲ「熊谷陸軍飛行学校操縦生徒、陸軍航空技術学校技術生徒」ニ改メ同項第五号ヲ左ノ如ク改ム
五 操縦候補生
六 第六十六条、第六十七条及第八十三条第一項ニ規定スル下士官候補者
第百十六条中「任官ニ至ル迄」ノ下ニ「(操縦候補生ニ在リテハ修業期間ノ満ツル日迄)」ヲ加フ
第百十七条第一項中「及幹部候補生」ヲ「、幹部候補生及操縦候補生」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第八十条第一項第四号、第八十三条及第八十三条ノ二ノ改正規定並ニ第百十五条第一項第六号ノ改正規定中第八十三条第一項ニ規定スル下士官候補者ニ関スル部分ハ昭和十年十二月一日ヨリ之ヲ施行ス
第六十七条、第九十七条第一項第七号及第百十五条第一項第二号ノ改正規定中熊谷陸軍飛行学校操縦生徒トアルハ昭和十年十一月三十日迄ハ之ヲ所沢陸軍飛行学校操縦生徒トス
本令ノ適用ニ付テハ所沢陸軍飛行学校操縦生徒又ハ同校技術生徒ノ課程ヲ修メタル者ハ之ヲ熊谷陸軍飛行学校操縦生徒又ハ陸軍航空技術学校技術生徒ノ課程ヲ修メタル者ト看做ス