朝鮮銀行法及び台湾銀行法では、両行の銀行券の制限外発行に対して年5%以上の発行税を課していた。しかし近年、朝鮮及び台湾において金利の低下が顕著となり、現行の税率では銀行券の発行を過度に抑制し、両地域の金利低下の障害となる恐れが生じている。そのため、発行税率を年3%以上に引き下げることが適当と判断し、本改正案を提出することとした。
参照した発言: 第67回帝国議会 衆議院 本会議 第12号