人造絹と木材の関税率改正を目的とする法案である。人造絹については、国内製造業の進歩により世界有数の生産国となり、輸出向け織物原料としても使用が拡大している。現行関税率が糸価低落により実質的に高率となっているため、保税工場利用者との権衡も考慮し、現行税率を4割引き下げる。木材については、昭和4年の関税引上げ時に据え置かれた沿海州材の輸入が増加しているため、樺太材への影響を考慮しつつ、新規課税および税率引上げを行うものである。
参照した発言:
第59回帝国議会 衆議院 本会議 第26号
己ノ四 モミ屬(トドマツ等)、タウヒ屬(エゾマツ、スプルース等)、マツ屬(紅松等)及カラマツ屬(落葉松等) |
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イ 厚二百ミリメートルヲ超エサルモノ |
每立法メートル |
四・四五 |
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ロ 其ノ他(丸太及割材ヲ含ム) |
每立法メートル |
二・七〇 |
己ノ四 モミ属(トドマツ等)、タウヒ属(エゾマツ、スプルース等)、マツ属(紅松等)及カラマツ属(落葉松等) |
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イ 厚二百ミリメートルヲ超エサルモノ |
毎立法メートル |
四・四五 |
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ロ 其ノ他(丸太及割材ヲ含ム) |
毎立法メートル |
二・七〇 |