(文部省官制中改正ノ件)
法令番号: 勅令第二百十七號
公布年月日: 昭和4年7月1日
法令の形式: 勅令
朕樞密顧問ノ諮詢ヲ經テ文部省官制中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和四年六月二十九日
內閣總理大臣 男爵 田中義一
文部大臣 勝田主計
勅令第二百十七號
文部省官制中左ノ通改正ス
第二條第三號ヲ削リ同條第四號ヲ第三號トシ第五號ヲ第四號トス
第三條中「九人」ヲ「十一人」ニ改ム
第四條中「五局」ヲ「六局」ニ改メ「實業學務局」ノ次ニ「社會敎育局」ヲ加フ
第六條第五號以下ヲ左ノ如ク改ム
五 盲學校及聾啞學校ニ關スル事項
六 以上ノ學校ニ準スヘキ各種學校ニ關スル事項
七 市町村義務敎育費國庫負擔ニ關スル事項
八 敎育會ニ關スル事項
九 學齡兒童ノ就學ニ關スル事項
第六條ノ二第五號ヲ削リ同條第四號ノ二ヲ第五號トス
第六條ノ三ヲ第六條ノ四トシ第六條ノ四ヲ第六條ノ五トシ同條第二號中「古社寺保存」ヲ「國寶保存」ニ改メ第六條ノ五ヲ第六條ノ七トシ同條中「三人」ヲ「二人」ニ改ム
第六條ノ三 社會敎育局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 靑少年團體ニ關スル事項
二 靑年訓練所ニ關スル事項
三 實業補習學校ニ關スル事項
四 圖書館ニ關スル事項
五 博物館其ノ他觀覽施設ニ關スル事項
六 成人敎育ニ關スル事項
七 社會敎化團體ニ關スル事項
八 圖書ノ認定及推薦ニ關スル事項
九 其ノ他社會敎育ニ關スル事項
第六條ノ六 學生生徒ノ思想ノ調査及指導ニ關スル事務ヲ掌ラシムル爲文部省ニ學生部ヲ置ク
學生部ニ部長一人ヲ置ク勅任又ハ奏任トス文部大臣ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
第七條中「奏任トス」ヲ「奏任トス但シ內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得」ニ改ム
第七條ノ二 文部省ニ社會敎育官專任八人ヲ置ク奏任トス社會敎育ノ指導監督ヲ掌ル
第九條中「古社寺保存ニ關スル事務」ヲ「國寶保存ニ關スル技術」ニ改ム
第十一條中「百一人」ヲ「百九人」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕枢密顧問ノ諮詢ヲ経テ文部省官制中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和四年六月二十九日
内閣総理大臣 男爵 田中義一
文部大臣 勝田主計
勅令第二百十七号
文部省官制中左ノ通改正ス
第二条第三号ヲ削リ同条第四号ヲ第三号トシ第五号ヲ第四号トス
第三条中「九人」ヲ「十一人」ニ改ム
第四条中「五局」ヲ「六局」ニ改メ「実業学務局」ノ次ニ「社会教育局」ヲ加フ
第六条第五号以下ヲ左ノ如ク改ム
五 盲学校及聾唖学校ニ関スル事項
六 以上ノ学校ニ準スヘキ各種学校ニ関スル事項
七 市町村義務教育費国庫負担ニ関スル事項
八 教育会ニ関スル事項
九 学齢児童ノ就学ニ関スル事項
第六条ノ二第五号ヲ削リ同条第四号ノ二ヲ第五号トス
第六条ノ三ヲ第六条ノ四トシ第六条ノ四ヲ第六条ノ五トシ同条第二号中「古社寺保存」ヲ「国宝保存」ニ改メ第六条ノ五ヲ第六条ノ七トシ同条中「三人」ヲ「二人」ニ改ム
第六条ノ三 社会教育局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 青少年団体ニ関スル事項
二 青年訓練所ニ関スル事項
三 実業補習学校ニ関スル事項
四 図書館ニ関スル事項
五 博物館其ノ他観覧施設ニ関スル事項
六 成人教育ニ関スル事項
七 社会教化団体ニ関スル事項
八 図書ノ認定及推薦ニ関スル事項
九 其ノ他社会教育ニ関スル事項
第六条ノ六 学生生徒ノ思想ノ調査及指導ニ関スル事務ヲ掌ラシムル為文部省ニ学生部ヲ置ク
学生部ニ部長一人ヲ置ク勅任又ハ奏任トス文部大臣ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
第七条中「奏任トス」ヲ「奏任トス但シ内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得」ニ改ム
第七条ノ二 文部省ニ社会教育官専任八人ヲ置ク奏任トス社会教育ノ指導監督ヲ掌ル
第九条中「古社寺保存ニ関スル事務」ヲ「国宝保存ニ関スル技術」ニ改ム
第十一条中「百一人」ヲ「百九人」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス