政府管掌の健康保険事業への一般会計繰入金は、事務費充当を目的として被保険者一人当たり年平均2円以内で保険給付費用の10分の1を繰り入れているが、保険給付金を算定基礎としているため、被保険者数や標準報酬の増減により事務費も変動し、事業運営に支障をきたしている。そこで、繰入金を被保険者一人当たり年平均2円以内で毎年度予算により定める方式に改めることを提案する。
参照した発言: 第56回帝国議会 衆議院 本会議 第18号