第二條 町村ハ法人トス官ノ監督ヲ承ケ法令ノ範圍內ニ於テ其ノ公共事務及法律勅令ニ依リ町村ニ屬スル事務ヲ處理ス
町村會ハ法律勅令ニ依リ其ノ權限ニ屬スル事件ヲ議決ス
議員ノ選擧ニ關スル罰則ニ付テハ衆議院議員選擧ニ關スル罰則ノ例ニ依ル
第五條 町村ハ其ノ必要ナル費用及法律勅令ニ依リ町村ノ負擔ニ屬スル費用ヲ支辨スル義務ヲ負フ
町村ハ前項ノ費用ニ充ツル爲使用料、手數料、町村稅及夫役現品ヲ賦課徵收スルコトヲ得
第六條 町村ハ永久ノ利益ト爲ルベキ事業、舊債償還又ハ天災事變ノ爲必要アル場合ニ限リ借入金ヲ爲スコトヲ得
町村ハ豫算內ノ支出ヲ爲ス爲必要アルトキハ其ノ會計年度內ノ收入ヲ以テ償還スベキ一時ノ借入金ヲ爲スコトヲ得
第七條 本法ニ定ムルモノノ外町村ノ廢置分合、町村公民、町村會、町村吏員、町村ノ財務、町村ノ監督其ノ他必要ナル事項ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム