時勢の進展に伴い国民の政治思想が発達し、地方行政においても自治制施行以来の経験が蓄積されたことを踏まえ、北海道会法を改正する。主な改正点は、北海道会議員の選挙権・被選挙権を府県会議員と同様に拡張し、北海道地方費における公共事務の費目増加に関する許可を廃止するほか、府県制改正に伴う法条の改正を行うものである。これにより、時代の趨勢に適合し、地方自治の更なる発展に資することを期している。
参照した発言: 第51回帝国議会 衆議院 本会議 第22号