日本研究のための歴史情報
法令データベース
本データベースについて
(地方税制限ニ関スル件中改正法律)
法令番号: 法律第二十五號
公布年月日: 大正15年3月27日
法令の形式: 法律
被改正法
リンク
改正:
(地方税制限ニ関スル法律)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル明治四十一年法律第三十七號中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
攝政名
大正十五年三月二十七日
內閣總理大臣兼內務大臣 若槻禮次郞
大藏大臣 濱口雄幸
法律第二十五號
明治四十一年法律第三十七號中左ノ通改正ス
第二條中「營業稅附加稅ヲ課スルノ外營業稅ヲ納ムル者」ヲ「營業收益稅附加稅ヲ課スルノ外營業收益稅ヲ納ムル者」ニ、「營業稅百分ノ四十一」ヲ「營業收益稅百分ノ四十一」ニ、「營業稅百分ノ六十一」ヲ「營業收益稅百分ノ六十」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
營業收益稅附加稅ノ賦課ニ付テハ營業收益稅法第十條第二項ノ規定ニ依ル資本利子稅額ノ控除ヲ爲ササルモノヲ以テ營業收益稅額ト看做ス
第三條第一項ヲ左ノ如ク改ム
北海道、府縣ハ所得稅百分ノ二十四以內ノ所得稅附加稅ヲ課スルノ外所得稅ヲ納ムル者ノ所得ニ對シ課稅スルコトヲ得ス
北海道府縣以外ノ公共團體ハ府縣費ノ全部又ハ一部ノ分賦ヲ受ケタル場合ヲ除クノ外所得稅ヲ納ムル者ノ所得ニ對シ課稅スルコトヲ得ス
戶數割ヲ賦課シ難キ市町村ニ於テハ前項ノ規定ニ拘ラス內務大藏兩大臣ノ許可ヲ受ケ所得稅附加稅ヲ課スルコトヲ得但シ其ノ賦課率ハ所得稅百分ノ七ヲ超ユルコトヲ得ス
所得稅附加稅ノ賦課ニ付テハ所得稅法第二十一條第二項ノ規定ニ依ル第二種ノ所得稅額ノ控除ヲ爲ササルモノヲ以テ第一種ノ所得稅額ト看做ス
附 則
本法ハ大正十六年度分ヨリ之ヲ適用ス但シ第三條第一項ノ改正規定中第四項ノ規定及附則第二項ノ規定ハ大正十五年度分ヨリ之ヲ適用ス
營業稅法廢止法律ニ依リテ免除セラルル營業稅額ハ大正十五年度分營業稅附加稅ノ賦課ニ付テハ免除セラレサルモノト看做ス
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル明治四十一年法律第三十七号中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
摂政名
大正十五年三月二十七日
内閣総理大臣兼内務大臣 若槻礼次郎
大蔵大臣 浜口雄幸
法律第二十五号
明治四十一年法律第三十七号中左ノ通改正ス
第二条中「営業税附加税ヲ課スルノ外営業税ヲ納ムル者」ヲ「営業収益税附加税ヲ課スルノ外営業収益税ヲ納ムル者」ニ、「営業税百分ノ四十一」ヲ「営業収益税百分ノ四十一」ニ、「営業税百分ノ六十一」ヲ「営業収益税百分ノ六十」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
営業収益税附加税ノ賦課ニ付テハ営業収益税法第十条第二項ノ規定ニ依ル資本利子税額ノ控除ヲ為ササルモノヲ以テ営業収益税額ト看做ス
第三条第一項ヲ左ノ如ク改ム
北海道、府県ハ所得税百分ノ二十四以内ノ所得税附加税ヲ課スルノ外所得税ヲ納ムル者ノ所得ニ対シ課税スルコトヲ得ス
北海道府県以外ノ公共団体ハ府県費ノ全部又ハ一部ノ分賦ヲ受ケタル場合ヲ除クノ外所得税ヲ納ムル者ノ所得ニ対シ課税スルコトヲ得ス
戸数割ヲ賦課シ難キ市町村ニ於テハ前項ノ規定ニ拘ラス内務大蔵両大臣ノ許可ヲ受ケ所得税附加税ヲ課スルコトヲ得但シ其ノ賦課率ハ所得税百分ノ七ヲ超ユルコトヲ得ス
所得税附加税ノ賦課ニ付テハ所得税法第二十一条第二項ノ規定ニ依ル第二種ノ所得税額ノ控除ヲ為ササルモノヲ以テ第一種ノ所得税額ト看做ス
附 則
本法ハ大正十六年度分ヨリ之ヲ適用ス但シ第三条第一項ノ改正規定中第四項ノ規定及附則第二項ノ規定ハ大正十五年度分ヨリ之ヲ適用ス
営業税法廃止法律ニ依リテ免除セラルル営業税額ハ大正十五年度分営業税附加税ノ賦課ニ付テハ免除セラレサルモノト看做ス
本文
詳細・沿革