現行の遠洋漁業奨励法では60トン以下の船舶の建造と遠洋出漁に対して奨励を行ってきたが、近年の漁業状況と食糧政策上の必要性から、より遠方の未開の海域での新漁場開発と漁獲量増加が求められている。そのため、60トンという制限を拡張し、大型漁船の建造と遠洋出漁に対する保護奨励を行うこととした。これに伴い、予算として13万9,550円の増加を要求している。また、これまでの遠洋漁業奨励の実績から、実務上の不便な点についても改正を加えることとした。
参照した発言:
第50回帝国議会 衆議院 本会議 第12号