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(関東州裁判令中改正加除ノ件)
法令番号: 勅令第二百六十三號
公布年月日: 大正12年5月23日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
関東州裁判令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕關東州裁判令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
攝政名
大正十二年五月二十二日
內閣總理大臣 男爵 加藤友三郞
勅令第二百六十三號
關東州裁判令中左ノ通改正ス
第三條
關東長官ハ地方法院ノ判官ノ一人又ハ數人ニ刑事ノ豫審ヲ爲スコトヲ命ス
第七條中「九人」ヲ「十人」ニ改ム
第九條第三號ヲ削リ第四號ヲ第三號トシ以下順次繰上ク
第十條ノ二
各法院ニ檢察局ヲ竝置ス
檢察局ハ關東長官ニ直屬シ關東州ニ於ケル檢察事務ヲ掌ル
第十一條
各檢察局ヲ通シテ檢察官專任四人ヲ置ク
檢察官ハ奏任トス但シ高等法院檢察官長タル檢察官ハ之ヲ勅任ト爲スコトヲ得
檢察官ハ司法警察官ヲ指揮監督シ刑事訴追ヲ爲シ其ノ裁判ノ執行ヲ指揮監督ス
地方法院ニ於テハ警視又ハ警部ヲシテ檢察官ノ職務ヲ執行セシムルコトヲ得
第十一條ノ二
各檢察局ニ檢察官長ヲ置ク上級檢察官ヲ以テ之ニ充ツ
檢察官長ハ檢察局ノ事務ヲ指揮監督ス
高等法院檢察官長ハ地方法院ノ檢察官ヲ指揮監督ス
檢察官長事故アルトキハ次級檢察官其ノ職務ヲ代理ス
第十一條ノ三
高等法院檢察官長ハ地方法院ノ檢察官ノ職務ノ範圍內ニ在ル事務ヲ自ラ取扱フコトヲ得
高等法院檢察官長ハ地方法院ノ或檢察官ノ取扱フヘキ事務ヲ他ノ檢察官ニ移スコトヲ得
第十二條中「各法院」ヲ「各法院及檢察局」ニ、「三人」ヲ「四人」ニ改ム
第十三條第一項中「各法院」ヲ「各法院及檢察局」ニ、「十三人」ヲ「十八人」ニ改メ同條第三項中「法院」ヲ「法院又ハ檢察局」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕関東州裁判令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
摂政名
大正十二年五月二十二日
内閣総理大臣 男爵 加藤友三郎
勅令第二百六十三号
関東州裁判令中左ノ通改正ス
第三条
関東長官ハ地方法院ノ判官ノ一人又ハ数人ニ刑事ノ予審ヲ為スコトヲ命ス
第七条中「九人」ヲ「十人」ニ改ム
第九条第三号ヲ削リ第四号ヲ第三号トシ以下順次繰上ク
第十条ノ二
各法院ニ検察局ヲ並置ス
検察局ハ関東長官ニ直属シ関東州ニ於ケル検察事務ヲ掌ル
第十一条
各検察局ヲ通シテ検察官専任四人ヲ置ク
検察官ハ奏任トス但シ高等法院検察官長タル検察官ハ之ヲ勅任ト為スコトヲ得
検察官ハ司法警察官ヲ指揮監督シ刑事訴追ヲ為シ其ノ裁判ノ執行ヲ指揮監督ス
地方法院ニ於テハ警視又ハ警部ヲシテ検察官ノ職務ヲ執行セシムルコトヲ得
第十一条ノ二
各検察局ニ検察官長ヲ置ク上級検察官ヲ以テ之ニ充ツ
検察官長ハ検察局ノ事務ヲ指揮監督ス
高等法院検察官長ハ地方法院ノ検察官ヲ指揮監督ス
検察官長事故アルトキハ次級検察官其ノ職務ヲ代理ス
第十一条ノ三
高等法院検察官長ハ地方法院ノ検察官ノ職務ノ範囲内ニ在ル事務ヲ自ラ取扱フコトヲ得
高等法院検察官長ハ地方法院ノ或検察官ノ取扱フヘキ事務ヲ他ノ検察官ニ移スコトヲ得
第十二条中「各法院」ヲ「各法院及検察局」ニ、「三人」ヲ「四人」ニ改ム
第十三条第一項中「各法院」ヲ「各法院及検察局」ニ、「十三人」ヲ「十八人」ニ改メ同条第三項中「法院」ヲ「法院又ハ検察局」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本文
詳細・沿革