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(大学特別会計規則中改正加除ノ件)
法令番号: 勅令第四十一號
公布年月日: 大正11年3月27日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
大学特別会計規則
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕大學特別會計規則中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
攝政名
大正十一年三月二十五日
內閣總理大臣兼大藏大臣 子爵 高橋是淸
文部大臣 中橋德五郞
勅令第四十一號
大學特別會計規則中左ノ通改正ス
第七條中「八月三十一日」ヲ「九月三十日」ニ改ム
第九條中「八月三十一日」ヲ「七月三十一日」ニ改ム
第十條第二項ヲ削ル
第十一條
削除
第十二條中「仕拂元受高」ヲ「支拂元受高」ニ改ム
第十三條
削除
第十四條
削除
第十六條
削除
第二十條
帝國大學ノ歲入徵收官ハ每月徵收報告書ヲ調製シ參照書類ヲ添ヘ之ヲ帝國大學總長ニ送付スヘシ
第二十條ノ二
帝國大學總長ハ徵收報告書ニ依リ每月徵收總報告書ヲ調製シ參照書類ヲ添ヘ所管大臣ヲ經由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大藏大臣ニ送付スヘシ
第二十條ノ三
帝國大學ノ支出官ハ每月支出濟額報告書ヲ調製シ之ヲ帝國大學總長ニ送付スヘシ
第二十條ノ四
帝國大學總長ハ支出濟額報告書ニ依リ每月支出總報告書ヲ調製シ支出濟額報告書ヲ添ヘ所管大臣ヲ經由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大藏大臣ニ送付スヘシ
第二十條ノ五
帝國大學ニ於テ歲入徵收官又ハ支出官一人ナル場合ニ於テハ徵收報告書又ハ支出濟額報告書ヲ以テ徵收總報告書又ハ支出總報告書ニ充ツルコトヲ得
第四章 年度繰越
第二十一條
每年度內ニ支拂ヲ爲スヘキ義務ヲ生シ翌年度四月三十日迄ニ小切手ヲ振出ササルモノハ支出未濟トシテ遞次翌年度ニ繰越シ時效完成ニ至ル迄ハ支拂ノ請求アル每ニ小切手ヲ振出スヘシ但シ支出未濟ノ繰越額ハ支出濟額ト合シテ豫算定額ヲ超過スルコトヲ得ス
第二十二條
工事費又ハ製造費ニシテ每年度內ニ支拂ヲ爲スヘキ義務ヲ生セス小切手ヲ振出スニ至ラサリシモノハ之ヲ翌年度ニ繰越スコトヲ得
第二十五條
特ニ用途ヲ指定シタル寄附金ニシテ每年度內ニ小切手ヲ振出スニ至ラサリシ殘額ハ之ヲ翌年度ニ繰越シ使用スヘシ但シ支出殘額ニシテ爾後支拂ヲ要セサルモノハ寄附者ノ同意ヲ得テ之ヲ資金ト爲スコトヲ得
第二十六條
第二十一條又ハ前條ノ規定ニ依リ繰越シタル支出未濟ノ金額ニシテ會計法第三十二條ノ規定ニ依リ支拂義務消滅シタルモノ及會計規則第五十四條ノ規定ニ依リ歲入ニ組入ルヘキモノハ總テ資金ニ組入ルヘシ
第二十八條
削除
第二十九條
帝國大學ハ歲入簿ヲ備ヘ歲入ノ豫算額、調定濟額、收入濟額、不納缺損額及收入未濟額ヲ登記スヘシ
第三十條中「確定額」ヲ「調定濟額」ニ改ム
第三十一條
支出官ハ支出簿ノ外支拂元受高差引簿ヲ備ヘ支拂元受高、支出濟額及殘額ヲ登記スヘシ
第三十二條
帝國大學ハ歲出簿及支拂元受高差引簿ヲ備ヘ歲出簿ニハ歲出ノ豫算額、豫算決定後增加額、支出濟額、翌年度繰越額及殘額ヲ登記シ支拂元受高差引簿ニハ支拂元受高、支出濟額及殘額ヲ登記スヘシ但シ支出官一人ナル場合ニ於テハ支拂元受高差引簿ヲ省略スルコトヲ得
第三十三條
文部省ハ官立大學特別會計ニ付歲出簿ノ外支拂元受高差引簿ヲ備ヘ支拂元受高、支出濟額及殘額ヲ登記スヘシ
第三十四條
本令ニ規定セサルモノハ會計規則ノ定ムル所ニ依ル
附 則
本令ハ大正十一年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
朕大学特別会計規則中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
摂政名
大正十一年三月二十五日
内閣総理大臣兼大蔵大臣 子爵 高橋是清
文部大臣 中橋徳五郎
勅令第四十一号
大学特別会計規則中左ノ通改正ス
第七条中「八月三十一日」ヲ「九月三十日」ニ改ム
第九条中「八月三十一日」ヲ「七月三十一日」ニ改ム
第十条第二項ヲ削ル
第十一条
削除
第十二条中「仕払元受高」ヲ「支払元受高」ニ改ム
第十三条
削除
第十四条
削除
第十六条
削除
第二十条
帝国大学ノ歳入徴収官ハ毎月徴収報告書ヲ調製シ参照書類ヲ添ヘ之ヲ帝国大学総長ニ送付スヘシ
第二十条ノ二
帝国大学総長ハ徴収報告書ニ依リ毎月徴収総報告書ヲ調製シ参照書類ヲ添ヘ所管大臣ヲ経由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大蔵大臣ニ送付スヘシ
第二十条ノ三
帝国大学ノ支出官ハ毎月支出済額報告書ヲ調製シ之ヲ帝国大学総長ニ送付スヘシ
第二十条ノ四
帝国大学総長ハ支出済額報告書ニ依リ毎月支出総報告書ヲ調製シ支出済額報告書ヲ添ヘ所管大臣ヲ経由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大蔵大臣ニ送付スヘシ
第二十条ノ五
帝国大学ニ於テ歳入徴収官又ハ支出官一人ナル場合ニ於テハ徴収報告書又ハ支出済額報告書ヲ以テ徴収総報告書又ハ支出総報告書ニ充ツルコトヲ得
第四章 年度繰越
第二十一条
毎年度内ニ支払ヲ為スヘキ義務ヲ生シ翌年度四月三十日迄ニ小切手ヲ振出ササルモノハ支出未済トシテ逓次翌年度ニ繰越シ時効完成ニ至ル迄ハ支払ノ請求アル毎ニ小切手ヲ振出スヘシ但シ支出未済ノ繰越額ハ支出済額ト合シテ予算定額ヲ超過スルコトヲ得ス
第二十二条
工事費又ハ製造費ニシテ毎年度内ニ支払ヲ為スヘキ義務ヲ生セス小切手ヲ振出スニ至ラサリシモノハ之ヲ翌年度ニ繰越スコトヲ得
第二十五条
特ニ用途ヲ指定シタル寄附金ニシテ毎年度内ニ小切手ヲ振出スニ至ラサリシ残額ハ之ヲ翌年度ニ繰越シ使用スヘシ但シ支出残額ニシテ爾後支払ヲ要セサルモノハ寄附者ノ同意ヲ得テ之ヲ資金ト為スコトヲ得
第二十六条
第二十一条又ハ前条ノ規定ニ依リ繰越シタル支出未済ノ金額ニシテ会計法第三十二条ノ規定ニ依リ支払義務消滅シタルモノ及会計規則第五十四条ノ規定ニ依リ歳入ニ組入ルヘキモノハ総テ資金ニ組入ルヘシ
第二十八条
削除
第二十九条
帝国大学ハ歳入簿ヲ備ヘ歳入ノ予算額、調定済額、収入済額、不納欠損額及収入未済額ヲ登記スヘシ
第三十条中「確定額」ヲ「調定済額」ニ改ム
第三十一条
支出官ハ支出簿ノ外支払元受高差引簿ヲ備ヘ支払元受高、支出済額及残額ヲ登記スヘシ
第三十二条
帝国大学ハ歳出簿及支払元受高差引簿ヲ備ヘ歳出簿ニハ歳出ノ予算額、予算決定後増加額、支出済額、翌年度繰越額及残額ヲ登記シ支払元受高差引簿ニハ支払元受高、支出済額及残額ヲ登記スヘシ但シ支出官一人ナル場合ニ於テハ支払元受高差引簿ヲ省略スルコトヲ得
第三十三条
文部省ハ官立大学特別会計ニ付歳出簿ノ外支払元受高差引簿ヲ備ヘ支払元受高、支出済額及残額ヲ登記スヘシ
第三十四条
本令ニ規定セサルモノハ会計規則ノ定ムル所ニ依ル
附 則
本令ハ大正十一年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
本文
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