(専売局作業会計規則中改正加除ノ件)
法令番号: 勅令第三十五號
公布年月日: 大正11年3月27日
法令の形式: 勅令
朕專賣局作業會計規則中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
攝政名
大正十一年三月二十五日
內閣總理大臣兼大藏大臣 子爵 高橋是淸
勅令第三十五號
專賣局作業會計規則中左ノ通改正ス
第一條中「八月三十一日」ヲ「九月三十日」ニ改ム
第四條 削除
第五條中「十一月三十日」ヲ「七月三十一日」ニ改メ同條第二項乃至第四項ヲ削ル
第六條中「仕拂請求書ヲ發スル官吏」ヲ「支出官」ニ、「仕拂」ヲ「支拂」ニ、「現金」ヲ「資金」ニ改ム
第七條 每年度ニ屬スル歲出ヲ支出スル爲小切手ヲ振出スハ當該年度三月三十一日限トス但シ會計法第十九條ノ規定ニ依リ歲出金ニ繰替使用シタル現金補塡ノ爲ニスル支出ニ付テハ翌年度四月三十日迄小切手ヲ振出スコトヲ得
第八條 每年度ニ屬スル定額戾入ヲ爲スハ當該年度三月三十一日限トス
第十條 每年度內ニ支拂ヲ爲スヘキ義務ヲ生シ當該年度內ニ小切手ヲ振出ササルモノハ支出未濟トシテ遞次翌年度ニ繰越シ時效完成ニ至ル迄ハ支拂ノ請求アル每ニ小切手ヲ振出スヘシ但シ支出未濟ノ繰越額ハ支出濟額ト合シテ豫算定額ヲ超過スルコトヲ得ス
第十一條 削除
第十二條 削除
第十三條 削除
第十五條 支出官ハ每月支出濟額報告書ヲ調製シ之ヲ專賣局長官ニ送付スヘシ
第十五條ノ二 專賣局長官ハ支出濟額報告書ニ依リ每月支出總報告書ヲ調製シ支出濟額報告書ヲ添ヘ所管大臣ヲ經由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大藏大臣ニ送付スヘシ
第二十三條 削除
第二十五條 削除
第二十六條中「確定額」ヲ「調定濟額」ニ改ム
第二十七條 專賣局ハ歲出簿ヲ備ヘ歲出ノ豫算額、豫算決定後增加額、支出濟額、翌年度繰越額及殘額ヲ登記スヘシ
附 則
本令ハ大正十一年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
朕専売局作業会計規則中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
摂政名
大正十一年三月二十五日
内閣総理大臣兼大蔵大臣 子爵 高橋是清
勅令第三十五号
専売局作業会計規則中左ノ通改正ス
第一条中「八月三十一日」ヲ「九月三十日」ニ改ム
第四条 削除
第五条中「十一月三十日」ヲ「七月三十一日」ニ改メ同条第二項乃至第四項ヲ削ル
第六条中「仕払請求書ヲ発スル官吏」ヲ「支出官」ニ、「仕払」ヲ「支払」ニ、「現金」ヲ「資金」ニ改ム
第七条 毎年度ニ属スル歳出ヲ支出スル為小切手ヲ振出スハ当該年度三月三十一日限トス但シ会計法第十九条ノ規定ニ依リ歳出金ニ繰替使用シタル現金補填ノ為ニスル支出ニ付テハ翌年度四月三十日迄小切手ヲ振出スコトヲ得
第八条 毎年度ニ属スル定額戻入ヲ為スハ当該年度三月三十一日限トス
第十条 毎年度内ニ支払ヲ為スヘキ義務ヲ生シ当該年度内ニ小切手ヲ振出ササルモノハ支出未済トシテ逓次翌年度ニ繰越シ時効完成ニ至ル迄ハ支払ノ請求アル毎ニ小切手ヲ振出スヘシ但シ支出未済ノ繰越額ハ支出済額ト合シテ予算定額ヲ超過スルコトヲ得ス
第十一条 削除
第十二条 削除
第十三条 削除
第十五条 支出官ハ毎月支出済額報告書ヲ調製シ之ヲ専売局長官ニ送付スヘシ
第十五条ノ二 専売局長官ハ支出済額報告書ニ依リ毎月支出総報告書ヲ調製シ支出済額報告書ヲ添ヘ所管大臣ヲ経由シテ其ノ翌月中ニ之ヲ大蔵大臣ニ送付スヘシ
第二十三条 削除
第二十五条 削除
第二十六条中「確定額」ヲ「調定済額」ニ改ム
第二十七条 専売局ハ歳出簿ヲ備ヘ歳出ノ予算額、予算決定後増加額、支出済額、翌年度繰越額及残額ヲ登記スヘシ
附 則
本令ハ大正十一年四月一日ヨリ之ヲ施行ス