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(海軍給与令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第百二十三號
公布年月日: 大正10年4月23日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
海軍給与令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕海軍給與令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正十年四月二十二日
內閣總理大臣 原敬
海軍大臣 男爵 加藤友三郞
勅令第百二十三號
海軍給與令中左ノ通改正ス
第二十三條
朝鮮、臺灣、關東州又ハ樺太ニ在勤スル者ニ對シ士官、特務士官、候補生及高等文官同待遇者ニ在リテハ本俸ノ十分ノ五以內、准士官、下士官兵及判任文官同待遇者ニ在リテハ本俸ノ十分ノ八以內ノ加俸ヲ給ス但シ加俸ノ年額八百四十圓ニ滿タサルトキハ年額八百四十圓迄ヲ給スルコトヲ得
第二十七條中「乃至第七表」ヲ削リ「乘組ヲ命セラレタル者ニハ」ヲ「乘組ヲ命セラレタル下士官兵ニハ特ニ執務ヲ命セラレタル場合ヲ除クノ外」ニ改ム
第二十九條
削除
第三十條中「士官」ヲ「准士官以上」ニ改ム
第六十九條
現役志願兵ノ家族ニハ扶助金一箇月一圓五十錢ヲ給ス
第七十條中「扶助金」ヲ「前條ノ扶助金」ニ改ム
第七十一條中「扶助金」ヲ「第六十九條ノ扶助金」ニ改ム
第七十一條ノ二
演習召集ニ應召シタル豫備役後備役下士官兵ノ家族ニハ扶助金一日一圓ヲ給ス
第七十一條ノ三
左ノ各號ノ一ニ當ルトキハ前條ノ扶助金ヲ停止ス
一
應召者所在不明ト爲リタルトキ又ハ擅ニ職役ヲ離レ若ハ他方ニ赴キ故ナク歸著ノ期ニ後レタルトキハ其ノ日ヨリ所在判明又ハ復歸ノ前日迄
二
應召者懲役又ハ禁錮ノ刑ニ處セラレタルトキハ其ノ執行開始ノ日ヨリ刑期滿限ノ日迄
三
應召者ノ家族所在不明ト爲リタルトキハ其ノ日ヨリ所在判明ノ前日迄
所在不明ノ應召者所在判明シタルトキハ其ノ不明ト爲リタル原因正當ノ事由アル場合ニ限リ停止中ノ前條ノ扶助金ヲ給ス
第七十九條ノ二中「望樓勤務」ヲ「望樓勤務又ハ無線電信所勤務」ニ改ム
第九十一條中「生徒、學生」ノ下ニ「、海兵團入團中ノ豫備練習生」ヲ、「生徒學生」ノ下ニ「海兵團入團中ノ豫備練習生」ヲ加フ
第二表 削除
第五表ヲ左ノ如ク改ム
【表】
第六表 削除
第七表 削除
附 則
本令ハ大正十年四月分ヨリ之ヲ適用ス
朕海軍給与令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正十年四月二十二日
内閣総理大臣 原敬
海軍大臣 男爵 加藤友三郎
勅令第百二十三号
海軍給与令中左ノ通改正ス
第二十三条
朝鮮、台湾、関東州又ハ樺太ニ在勤スル者ニ対シ士官、特務士官、候補生及高等文官同待遇者ニ在リテハ本俸ノ十分ノ五以内、准士官、下士官兵及判任文官同待遇者ニ在リテハ本俸ノ十分ノ八以内ノ加俸ヲ給ス但シ加俸ノ年額八百四十円ニ満タサルトキハ年額八百四十円迄ヲ給スルコトヲ得
第二十七条中「乃至第七表」ヲ削リ「乗組ヲ命セラレタル者ニハ」ヲ「乗組ヲ命セラレタル下士官兵ニハ特ニ執務ヲ命セラレタル場合ヲ除クノ外」ニ改ム
第二十九条
削除
第三十条中「士官」ヲ「准士官以上」ニ改ム
第六十九条
現役志願兵ノ家族ニハ扶助金一箇月一円五十銭ヲ給ス
第七十条中「扶助金」ヲ「前条ノ扶助金」ニ改ム
第七十一条中「扶助金」ヲ「第六十九条ノ扶助金」ニ改ム
第七十一条ノ二
演習召集ニ応召シタル予備役後備役下士官兵ノ家族ニハ扶助金一日一円ヲ給ス
第七十一条ノ三
左ノ各号ノ一ニ当ルトキハ前条ノ扶助金ヲ停止ス
一
応召者所在不明ト為リタルトキ又ハ擅ニ職役ヲ離レ若ハ他方ニ赴キ故ナク帰著ノ期ニ後レタルトキハ其ノ日ヨリ所在判明又ハ復帰ノ前日迄
二
応召者懲役又ハ禁錮ノ刑ニ処セラレタルトキハ其ノ執行開始ノ日ヨリ刑期満限ノ日迄
三
応召者ノ家族所在不明ト為リタルトキハ其ノ日ヨリ所在判明ノ前日迄
所在不明ノ応召者所在判明シタルトキハ其ノ不明ト為リタル原因正当ノ事由アル場合ニ限リ停止中ノ前条ノ扶助金ヲ給ス
第七十九条ノ二中「望楼勤務」ヲ「望楼勤務又ハ無線電信所勤務」ニ改ム
第九十一条中「生徒、学生」ノ下ニ「、海兵団入団中ノ予備練習生」ヲ、「生徒学生」ノ下ニ「海兵団入団中ノ予備練習生」ヲ加フ
第二表 削除
第五表ヲ左ノ如ク改ム
【表】
第六表 削除
第七表 削除
附 則
本令ハ大正十年四月分ヨリ之ヲ適用ス
本文
詳細・沿革