朝鮮事業公債法の改正理由は、咸鏡線・平壌炭礦線の鉄道建設改良費と仁川海関工事費において物価騰貴により大正10年度に675万円の追加支出が必要となったこと、また新たに煙草専売制度を開始するため大正10年度以降3カ年で1,732万円の支出が必要となったことから、合計2,410万円を国債で賄うため、法定起債額を2億3,060万円に改正しようとするものである。
参照した発言: 第44回帝国議会 衆議院 本会議 第12号