(在外公館費用条例中改正ノ件)
法令番号: 勅令第五百三十一號
公布年月日: 大正9年11月12日
法令の形式: 勅令
朕在外公館費用條例中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正九年十一月十一日
內閣總理大臣 原敬
外務大臣 伯爵 內田康哉
勅令第五百三十一號
在外公館費用條例中左ノ通改正ス
第五條第一項ヲ左ノ如ク改メ同條第二項、第三項及第七項ヲ削ル
在勤俸ハ外國在勤ノ場合ニ於テ別表第一號又ハ第二號ニ依リ任所到著ノ翌日ヨリ之ヲ給ス
第七條第二項ヲ左ノ如ク改ム
兼任國又ハ兼任地駐在中ハ到著ノ翌日ヨリ出發ノ前日迄其ノ日數ニ應シ左ノ割合ニ依リ在勤俸ヲ增給ス
甲額
乙額
特命全權公使
七十圓
四十二圓
大使館參事官
五十六圓
三十五圓
辨理公使
總領事(勅任)
臨時代理公使
四十二圓
二十八圓
公使館一等書記官
三十五圓
二十一圓
總領事(奏任)
公使館二等書記官
領事
公使館三等書記官
三十圓
十八圓
副領事
外交官補
領事官補
外務書記生
二十五圓
十六圓
第十二條中「末項」ヲ「第四項」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
外務大臣必要ト認ムルトキハ大使館三等書記官、公使館三等書記官、副領事、外交官補、領事官補及外務書記生ニ關シテハ前四項ノ規定ニ依リ給スル金額ヲ其ノ十分ノ二ヲ超エサル範圍內ニ於テ增減スルコトヲ得增加スル場合ニ於テ十分ノ二ヲ增加スルモ五百圓ニ滿タサルトキハ五百圓以內ノ金額ニ增加スルコトヲ得
第十四條第四項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ規定ハ領事館分館ノ分館主任タル副領事、領事官補又ハ外務書記生休暇中ノ場合ニ之ヲ準用ス但シ代理者ニ給スヘキ代理ニ對スル在勤俸ノ額ハ其ノ者カ當該分館主任タル場合ニ於ケル在勤俸ノ額以下トス
別表第一號
【表】
別表第二號
【表】
附 則
本令ハ大正九年八月一日以後ノ給與ニ付之ヲ適用ス
朕在外公館費用条例中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正九年十一月十一日
内閣総理大臣 原敬
外務大臣 伯爵 内田康哉
勅令第五百三十一号
在外公館費用条例中左ノ通改正ス
第五条第一項ヲ左ノ如ク改メ同条第二項、第三項及第七項ヲ削ル
在勤俸ハ外国在勤ノ場合ニ於テ別表第一号又ハ第二号ニ依リ任所到著ノ翌日ヨリ之ヲ給ス
第七条第二項ヲ左ノ如ク改ム
兼任国又ハ兼任地駐在中ハ到著ノ翌日ヨリ出発ノ前日迄其ノ日数ニ応シ左ノ割合ニ依リ在勤俸ヲ増給ス
甲額
乙額
特命全権公使
七十円
四十二円
大使館参事官
五十六円
三十五円
弁理公使
総領事(勅任)
臨時代理公使
四十二円
二十八円
公使館一等書記官
三十五円
二十一円
総領事(奏任)
公使館二等書記官
領事
公使館三等書記官
三十円
十八円
副領事
外交官補
領事官補
外務書記生
二十五円
十六円
第十二条中「末項」ヲ「第四項」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
外務大臣必要ト認ムルトキハ大使館三等書記官、公使館三等書記官、副領事、外交官補、領事官補及外務書記生ニ関シテハ前四項ノ規定ニ依リ給スル金額ヲ其ノ十分ノ二ヲ超エサル範囲内ニ於テ増減スルコトヲ得増加スル場合ニ於テ十分ノ二ヲ増加スルモ五百円ニ満タサルトキハ五百円以内ノ金額ニ増加スルコトヲ得
第十四条第四項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ規定ハ領事館分館ノ分館主任タル副領事、領事官補又ハ外務書記生休暇中ノ場合ニ之ヲ準用ス但シ代理者ニ給スヘキ代理ニ対スル在勤俸ノ額ハ其ノ者カ当該分館主任タル場合ニ於ケル在勤俸ノ額以下トス
別表第一号
【表】
別表第二号
【表】
附 則
本令ハ大正九年八月一日以後ノ給与ニ付之ヲ適用ス