戦時中、海運界における危険により保険料が暴騰し、海運・海外貿易への悪影響を防ぐため、政府は戦時海上再保険制度に関する法律を制定した。しかし現在は平和が回復し、保険料も平常に戻ったため、本法律の存在意義が失われた。なお、本法律は貿易上の危害を除去し、政府財政にも悪影響を及ぼすことなく所期の目的を達成できたことは喜ばしい。以上の理由により本法律の廃止を提案する。
参照した発言: 第43回帝国議会 衆議院 本会議 第12号