貯蓄銀行の合併手続きを簡素化し、日本勧業銀行と農工銀行については定期貸付金の限度改定と債券発行限度の引き上げを行う。北海道拓殖銀行は債券発行限度の拡張と商業貸付金の限度を不動産貸付金と同程度まで拡大する。日本興業銀行については、債券発行における払出・割引方法の導入と債券の消滅時効を認めることで所持者の利益を保護する。これらの改正により、金融機関を整備し、資金調達の利便性向上と円滑な金融を実現することを目的とする。
参照した発言: 第43回帝国議会 衆議院 本会議 第7号