酒造税法中改正法律案の主な改正点は、財政計画上の歳入増加の必要性から、酒税全般の税率を引き上げるとともに、当業者の不便を解消し法文上の不備を補うものである。具体的には、酒類税率を現行の一石あたり20円または23円から、それぞれ10円引き上げて30円または33円とする。また、アルコール度数30度超の焼酎については、従来の種別課税を廃止して度数課税に変更する。さらに、納税保証率を一石あたり4円から7円に引き上げ、焼酎については査定石数の1%以内を貯蔵減りとして控除することとした。
参照した発言:
第43回帝国議会 衆議院 本会議 第4号