鉄道の改良・普及・速成は国運進展に不可欠との認識のもと、大正8年度から18年度にかけて総額7億4千4百余万円の建設・改良費を計上している。このうち普及・速成に要する建設費の追加分1億4千4百万円について、既存工事の繰上げと新規路線の建設を行う。新規路線として本州5線・北海道2線の計7線(延長546哩)と軽便鉄道11線(延長331哩)を選定し、これらを追加するため鉄道敷設法および北海道鉄道敷設法の改正を提案するものである。
参照した発言: 第41回帝国議会 衆議院 本会議 第9号