(海軍給与令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第五十六號
公布年月日: 大正7年4月1日
法令の形式: 勅令
朕海軍給與令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正七年三月三十日
內閣總理大臣 伯爵 寺內正毅
海軍大臣 加藤友三郞
勅令第五十六號
海軍給與令中左ノ通改正ス
第八條中「海兵團」ヲ「艦船部隊」ニ改ム
第二十三條中「又ハ第四表」ヲ削ル
第二十七條 在役艦船ノ乘員ニハ第五表乃至第七表ニ依リ加俸ヲ給ス
豫備艦船ノ乘員ニハ定繫港外航海中第五表乃至第七表ニ依リ加俸ヲ給ス
朝鮮、臺灣又ハ關東州ニ在ル軍港要港ヲ定繫港トスル豫備艦船ノ乘員ニハ在役艦船ノ乘員ニ準シ加俸ヲ給ス
未成艦船外國ニ於テ製造ノ艦船ニシテ授受未濟ノモノヲ除クノ乘員ニハ豫備艦船ノ乘員ニ準シ加俸ヲ給ス
練習又ハ實地硏究ノ爲艦船ニ乘組ヲ命セラレタル者ニハ加俸ヲ給セス
第二十八條 軍人竝文官及同待遇者艦船雜役船ヲ除クニ乘組ヲ命セラレタルトキハ前條在役艦船又ハ豫備艦船ノ乘員ニ準シ雜役船又ハ官用船舶ニ乘組ヲ命セラレタルトキハ前條豫備艦船ノ乘員ニ準シ加俸ヲ給ス
第二十九條 演習其ノ他之ニ準スヘキ場合ニ於テ特ニ艦船乘組ヲ命セラレタル指揮官以下ノ職員ノ加俸ハ第五表又ハ第七表ノ範圍內ニ於テ海軍大臣之ヲ定ム
第三十一條 軍人竝文官及同待遇者乘組艦船ニ在ラサルトキ又ハ臨時講習中ハ其ノ間加俸ヲ給セス但シ公務ニ原因シ傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹リ入院又ハ陸地療養ヲ爲ス場合ハ此ノ限ニ在ラス
外國、朝鮮、臺灣又ハ樺太ニ於テ入院又ハ陸地療養ヲ爲ストキハ傷痍疾病ノ原因故意ニ出ツル場合ヲ除クノ外加俸ヲ給ス
第三十二條中「軍人及文官」ヲ「軍人竝文官及同待遇者」ニ改ム
第三十九條 朝鮮、臺灣、關東州又ハ樺太ニ在勤スル准士官以上及軍屬ニ宿舍ヲ貸與セサルトキハ內地人ニ限リ第八表ニ依リ甲ノ手當ヲ給ス
第四十八條中「亡失シタルトキ」ノ下ニ「又ハ毀損シテ使用ニ堪ヘサルニ至リタルトキ」ヲ加フ
第五十條中「入校ノ際」ヲ「必要ニ應シ」ニ改ム
第五十四條第一項第二號ヲ左ノ如ク改ム
二 北緯三十度以南ノ陸地ニ於テ釀汽中機關部ノ事業ニ從事シ又ハ廚房ノ事業ニ從事スルトキ
第五十五條第一項但書ヲ左ノ如ク改ム
但シ准士官ヨリ特務士官ニ任用シタルトキハ之ヲ給セス
第五十六條中「亡失シタルトキ」ノ下ニ「又ハ毀損シテ使用ニ堪ヘサルニ至リタルトキ」ヲ加フ
第六十三條第一項ヲ左ノ如ク改ム
准士官以上候補生竝文官及同待遇者ニシテ東經九十度、西經百四十度、南緯三十四度及北緯六十度ノ外ニ航海スル艦船ニ乘組ノ者ニハ出航ノ際第十一表ニ定ムル金額以內ノ支度手當ヲ給スルコトヲ得艦船出航後該艦船ニ乘組ヲ命セラレ赴任スル者ニ付亦同シ
第六十四條 支度手當ノ支給ヲ受クヘキ者乘組艦船ノ事故ニ依リ出航セサルトキ、出航前官ノ都合ニ依リ乘組ヲ免セラレタルトキ又ハ死亡シタルトキハ前條支度手當ノ半額以內ヲ給スルコトヲ得
前項ノ支度手當ヲ受ケタル者ニ對シ六箇月以內ニ更ニ前條ノ支度手當ヲ給スル場合ニ於テハ其ノ額ハ前項ノ支度手當ト合セテ第十一表ニ定ムル金額ヲ超ユルコトヲ得ス
第七十九條ノ二第一號及第九十五條中「及文官」ヲ「竝文官及同待遇者」ニ改ム
第十章 宿舍
第九十六條ノ二 朝鮮、臺灣、關東州又ハ樺太ニ在勤スル軍人軍屬ニハ必要ニ應シ宿舍ヲ貸與スルコトヲ得
第一表中
大將
中將及相當官
少將及相當官
大佐及相當官
中佐及相當官
少佐及相當官
大尉及相當官
中尉及相當官
少尉及相當官
兵曹長及相當官
候補生
上等兵曹及相當官
大將
中將機關中將
中將相當官
少將機關少將
少將相當官
大佐機關大佐
大佐相當官
中佐機關中佐
中佐相當官
少佐機關少佐
少佐相當官
大尉機關大尉
大尉相當官
中尉機關中尉
中尉相當官
少尉機關少尉
少尉相當官
特務士官
候補生
准士官
ニ改ム
同表備考第三號中「大佐及相當官」ヲ「大佐ニシテ二萬五千噸以上ノ戰艦又ハ巡洋戰艦ノ艦長ノ職ニ在ル者竝大佐機關大佐大佐相當官」ニ改ム
同表第四號中「兵曹長及相當官」ヲ「特務士官」ニ改ム
第二表ヲ左ノ如ク改ム
第二表 朝鮮臺灣關東州樺太在勤加俸表
日額
大將
中將機關中將
中將相當官
少將機關少將
少將相當官
大佐機關大佐
大佐相當官
中佐機關中佐
中佐相當官
少佐機關少佐
少佐相當官
三圓七十錢
二圓七十錢
二圓三十錢
一圓七十五錢
一圓四十錢
一圓
大尉機關大尉
大尉相當官
中尉機關中尉
中尉相當官
少尉機關少尉
少尉相當官
特務士官
候補生
准士官
七十五錢
五十五錢
四十五錢
六十五錢
三十錢
五十錢
一等下士
二等下士
三等下士
一等卒
二等卒
三等卒
二十五錢
十六錢
十三錢
九錢
八錢
七錢
四等卒
奏任文官年俸三千五百圓以下
同二千七百圓以下
同二千二百圓以下
同千七百圓以下
同千二百圓以下
六錢
一圓七十錢
一圓五十錢
一圓二十五錢
一圓
七十五錢
同八百五十圓以下
試補
判任文官月俸百二十圓以下
同六十五圓以下
同五十圓以下
同四十圓以下
六十錢
四十五錢
七十錢
五十五錢
四十五錢
三十六錢
同三十圓以下
判任官待遇者月俸二十五圓以下
同二十圓以下
同十五圓以下
二十八錢
二十五錢
二十錢
十五錢
第三表中
上長官士官准士官
上長官士官
特務士官准士官
ニ改ム
第四表ヲ削ル
第五表中「少將及相當官」ヲ「少將機關少將」ニ、「大佐及相當官」ヲ「大佐機關大佐大佐相當官」ニ、「中佐及相當官」ヲ「中佐機關中佐中佐相當官」ニ、「少佐及相當官」ヲ「少佐機關少佐少佐相當官」ニ、「大尉及相當官」ヲ「大尉機關大尉大尉相當官」ニ改ム
同表中備考第四號ヲ左ノ如ク改ム
四 特務船指揮官ノ加俸ハ艦長ノ額ニ依リ次席將校ノ加俸ハ前號ノ例ニ依ル
五 運用術練習艦ノ副官及敎官ノ加俸ハ分隊長ノ額ニ依ル
六 朝鮮、臺灣又ハ關東州ニ在ル軍港要港ヲ定繫港トスル艦船乘員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相當額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相當スル額ヲ給ス
第六表中「大將、中將及相當官」ヲ「大中將機關中將中將相當官」ニ、「少將及相當官」ヲ「少將機關少將少將相當官」ニ、「大佐及相當官」ヲ「大佐機關大佐大佐相當官」ニ、「中佐及相當官」ヲ「中佐機關中佐中佐相當官」ニ、「少佐及相當官」ヲ「少佐機關少佐少佐相當官」ニ、「大尉及相當官」ヲ「大尉機關大尉大尉相當官」ニ、「中少尉及相當官兵曹長及相當官」ヲ「中少尉機關中少尉中少尉相當官特務士官」ニ、「中少尉及相當官」ヲ「中少尉機關中少尉中少尉相當官特務士官」ニ改メ備考ニ左ノ一號ヲ加フ
四 朝鮮、臺灣又ハ關東州ニ在ル軍港要港ヲ定繫港トスル艦船乘員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相當額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相當スル額ヲ給ス
第七表中「少將及相當官」ヲ「少將機關少將少將相當官」ニ、「大佐及相當官」ヲ「大佐機關大佐大佐相當官」ニ、「中佐及相當官」ヲ「中佐機關中佐中佐相當官」ニ、「少佐及相當官」ヲ「少佐機關少佐少佐相當官」ニ、「大尉及相當官」ヲ「大尉機關大尉大尉相當官」ニ、「中少尉及相當官兵曹長及相當官」ヲ「中少尉機關中少尉中少尉相當官特務士官」ニ改ム
同表備考第三號ヲ左ノ如ク改ム
三 朝鮮、臺灣又ハ關東州ニ在ル軍港要港ヲ定繫港トスル艦船乘員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相當額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相當スル額ヲ給ス
第八表中
大佐
中少佐及相當官
大尉及相當官
中少尉及相當官
兵曹長及相當官
准士官
判任文官
大佐機關大佐
大佐相當官
高等文官三等
中少佐機關中少佐
中少佐相當官
高等文官四、五等
大尉機關大尉
大尉相當官
高等文官六等
中少尉機關中少尉
中少尉相當官特務士官
高等文官七等以下
奏任待遇者
准士官
判任文官
判任待遇者
ニ、
兵曹長及相當官
特務士官
ニ改メ備考ヲ削ル
第十表中
將官及相當官
三百圓
四百五十圓以內
上長官
三百八十圓以內
士官
三百圓以內
將官機關將官
將官相當官
三百圓
四百五十圓以內
上長官
三百八十圓以內
士官
三百圓以內
特務士官
二百二十圓以內
ニ改ム
第十一表中「將官及相當官」ヲ「將官機關將官將官相當官」ニ、「兵曹長及相當官」ヲ「特務士官」ニ改メ「六等以下」ノ下ニ「奏任待遇者」ヲ、「判任文官」ノ下ニ「判任待遇者」ヲ加フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕海軍給与令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正七年三月三十日
内閣総理大臣 伯爵 寺内正毅
海軍大臣 加藤友三郎
勅令第五十六号
海軍給与令中左ノ通改正ス
第八条中「海兵団」ヲ「艦船部隊」ニ改ム
第二十三条中「又ハ第四表」ヲ削ル
第二十七条 在役艦船ノ乗員ニハ第五表乃至第七表ニ依リ加俸ヲ給ス
予備艦船ノ乗員ニハ定繋港外航海中第五表乃至第七表ニ依リ加俸ヲ給ス
朝鮮、台湾又ハ関東州ニ在ル軍港要港ヲ定繋港トスル予備艦船ノ乗員ニハ在役艦船ノ乗員ニ準シ加俸ヲ給ス
未成艦船外国ニ於テ製造ノ艦船ニシテ授受未済ノモノヲ除クノ乗員ニハ予備艦船ノ乗員ニ準シ加俸ヲ給ス
練習又ハ実地研究ノ為艦船ニ乗組ヲ命セラレタル者ニハ加俸ヲ給セス
第二十八条 軍人並文官及同待遇者艦船雑役船ヲ除クニ乗組ヲ命セラレタルトキハ前条在役艦船又ハ予備艦船ノ乗員ニ準シ雑役船又ハ官用船舶ニ乗組ヲ命セラレタルトキハ前条予備艦船ノ乗員ニ準シ加俸ヲ給ス
第二十九条 演習其ノ他之ニ準スヘキ場合ニ於テ特ニ艦船乗組ヲ命セラレタル指揮官以下ノ職員ノ加俸ハ第五表又ハ第七表ノ範囲内ニ於テ海軍大臣之ヲ定ム
第三十一条 軍人並文官及同待遇者乗組艦船ニ在ラサルトキ又ハ臨時講習中ハ其ノ間加俸ヲ給セス但シ公務ニ原因シ傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹リ入院又ハ陸地療養ヲ為ス場合ハ此ノ限ニ在ラス
外国、朝鮮、台湾又ハ樺太ニ於テ入院又ハ陸地療養ヲ為ストキハ傷痍疾病ノ原因故意ニ出ツル場合ヲ除クノ外加俸ヲ給ス
第三十二条中「軍人及文官」ヲ「軍人並文官及同待遇者」ニ改ム
第三十九条 朝鮮、台湾、関東州又ハ樺太ニ在勤スル准士官以上及軍属ニ宿舎ヲ貸与セサルトキハ内地人ニ限リ第八表ニ依リ甲ノ手当ヲ給ス
第四十八条中「亡失シタルトキ」ノ下ニ「又ハ毀損シテ使用ニ堪ヘサルニ至リタルトキ」ヲ加フ
第五十条中「入校ノ際」ヲ「必要ニ応シ」ニ改ム
第五十四条第一項第二号ヲ左ノ如ク改ム
二 北緯三十度以南ノ陸地ニ於テ醸汽中機関部ノ事業ニ従事シ又ハ厨房ノ事業ニ従事スルトキ
第五十五条第一項但書ヲ左ノ如ク改ム
但シ准士官ヨリ特務士官ニ任用シタルトキハ之ヲ給セス
第五十六条中「亡失シタルトキ」ノ下ニ「又ハ毀損シテ使用ニ堪ヘサルニ至リタルトキ」ヲ加フ
第六十三条第一項ヲ左ノ如ク改ム
准士官以上候補生並文官及同待遇者ニシテ東経九十度、西経百四十度、南緯三十四度及北緯六十度ノ外ニ航海スル艦船ニ乗組ノ者ニハ出航ノ際第十一表ニ定ムル金額以内ノ支度手当ヲ給スルコトヲ得艦船出航後該艦船ニ乗組ヲ命セラレ赴任スル者ニ付亦同シ
第六十四条 支度手当ノ支給ヲ受クヘキ者乗組艦船ノ事故ニ依リ出航セサルトキ、出航前官ノ都合ニ依リ乗組ヲ免セラレタルトキ又ハ死亡シタルトキハ前条支度手当ノ半額以内ヲ給スルコトヲ得
前項ノ支度手当ヲ受ケタル者ニ対シ六箇月以内ニ更ニ前条ノ支度手当ヲ給スル場合ニ於テハ其ノ額ハ前項ノ支度手当ト合セテ第十一表ニ定ムル金額ヲ超ユルコトヲ得ス
第七十九条ノ二第一号及第九十五条中「及文官」ヲ「並文官及同待遇者」ニ改ム
第十章 宿舎
第九十六条ノ二 朝鮮、台湾、関東州又ハ樺太ニ在勤スル軍人軍属ニハ必要ニ応シ宿舎ヲ貸与スルコトヲ得
第一表中
大将
中将及相当官
少将及相当官
大佐及相当官
中佐及相当官
少佐及相当官
大尉及相当官
中尉及相当官
少尉及相当官
兵曹長及相当官
候補生
上等兵曹及相当官
大将
中将機関中将
中将相当官
少将機関少将
少将相当官
大佐機関大佐
大佐相当官
中佐機関中佐
中佐相当官
少佐機関少佐
少佐相当官
大尉機関大尉
大尉相当官
中尉機関中尉
中尉相当官
少尉機関少尉
少尉相当官
特務士官
候補生
准士官
ニ改ム
同表備考第三号中「大佐及相当官」ヲ「大佐ニシテ二万五千噸以上ノ戦艦又ハ巡洋戦艦ノ艦長ノ職ニ在ル者並大佐機関大佐大佐相当官」ニ改ム
同表第四号中「兵曹長及相当官」ヲ「特務士官」ニ改ム
第二表ヲ左ノ如ク改ム
第二表 朝鮮台湾関東州樺太在勤加俸表
日額
大将
中将機関中将
中将相当官
少将機関少将
少将相当官
大佐機関大佐
大佐相当官
中佐機関中佐
中佐相当官
少佐機関少佐
少佐相当官
三円七十銭
二円七十銭
二円三十銭
一円七十五銭
一円四十銭
一円
大尉機関大尉
大尉相当官
中尉機関中尉
中尉相当官
少尉機関少尉
少尉相当官
特務士官
候補生
准士官
七十五銭
五十五銭
四十五銭
六十五銭
三十銭
五十銭
一等下士
二等下士
三等下士
一等卒
二等卒
三等卒
二十五銭
十六銭
十三銭
九銭
八銭
七銭
四等卒
奏任文官年俸三千五百円以下
同二千七百円以下
同二千二百円以下
同千七百円以下
同千二百円以下
六銭
一円七十銭
一円五十銭
一円二十五銭
一円
七十五銭
同八百五十円以下
試補
判任文官月俸百二十円以下
同六十五円以下
同五十円以下
同四十円以下
六十銭
四十五銭
七十銭
五十五銭
四十五銭
三十六銭
同三十円以下
判任官待遇者月俸二十五円以下
同二十円以下
同十五円以下
二十八銭
二十五銭
二十銭
十五銭
第三表中
上長官士官准士官
上長官士官
特務士官准士官
ニ改ム
第四表ヲ削ル
第五表中「少将及相当官」ヲ「少将機関少将」ニ、「大佐及相当官」ヲ「大佐機関大佐大佐相当官」ニ、「中佐及相当官」ヲ「中佐機関中佐中佐相当官」ニ、「少佐及相当官」ヲ「少佐機関少佐少佐相当官」ニ、「大尉及相当官」ヲ「大尉機関大尉大尉相当官」ニ改ム
同表中備考第四号ヲ左ノ如ク改ム
四 特務船指揮官ノ加俸ハ艦長ノ額ニ依リ次席将校ノ加俸ハ前号ノ例ニ依ル
五 運用術練習艦ノ副官及教官ノ加俸ハ分隊長ノ額ニ依ル
六 朝鮮、台湾又ハ関東州ニ在ル軍港要港ヲ定繋港トスル艦船乗員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相当額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相当スル額ヲ給ス
第六表中「大将、中将及相当官」ヲ「大中将機関中将中将相当官」ニ、「少将及相当官」ヲ「少将機関少将少将相当官」ニ、「大佐及相当官」ヲ「大佐機関大佐大佐相当官」ニ、「中佐及相当官」ヲ「中佐機関中佐中佐相当官」ニ、「少佐及相当官」ヲ「少佐機関少佐少佐相当官」ニ、「大尉及相当官」ヲ「大尉機関大尉大尉相当官」ニ、「中少尉及相当官兵曹長及相当官」ヲ「中少尉機関中少尉中少尉相当官特務士官」ニ、「中少尉及相当官」ヲ「中少尉機関中少尉中少尉相当官特務士官」ニ改メ備考ニ左ノ一号ヲ加フ
四 朝鮮、台湾又ハ関東州ニ在ル軍港要港ヲ定繋港トスル艦船乗員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相当額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相当スル額ヲ給ス
第七表中「少将及相当官」ヲ「少将機関少将少将相当官」ニ、「大佐及相当官」ヲ「大佐機関大佐大佐相当官」ニ、「中佐及相当官」ヲ「中佐機関中佐中佐相当官」ニ、「少佐及相当官」ヲ「少佐機関少佐少佐相当官」ニ、「大尉及相当官」ヲ「大尉機関大尉大尉相当官」ニ、「中少尉及相当官兵曹長及相当官」ヲ「中少尉機関中少尉中少尉相当官特務士官」ニ改ム
同表備考第三号ヲ左ノ如ク改ム
三 朝鮮、台湾又ハ関東州ニ在ル軍港要港ヲ定繋港トスル艦船乗員ノ加俸ノ額第二表ノ在勤加俸官等相当額ヨリ少キトキハ在勤加俸ニ相当スル額ヲ給ス
第八表中
大佐
中少佐及相当官
大尉及相当官
中少尉及相当官
兵曹長及相当官
准士官
判任文官
大佐機関大佐
大佐相当官
高等文官三等
中少佐機関中少佐
中少佐相当官
高等文官四、五等
大尉機関大尉
大尉相当官
高等文官六等
中少尉機関中少尉
中少尉相当官特務士官
高等文官七等以下
奏任待遇者
准士官
判任文官
判任待遇者
ニ、
兵曹長及相当官
特務士官
ニ改メ備考ヲ削ル
第十表中
将官及相当官
三百円
四百五十円以内
上長官
三百八十円以内
士官
三百円以内
将官機関将官
将官相当官
三百円
四百五十円以内
上長官
三百八十円以内
士官
三百円以内
特務士官
二百二十円以内
ニ改ム
第十一表中「将官及相当官」ヲ「将官機関将官将官相当官」ニ、「兵曹長及相当官」ヲ「特務士官」ニ改メ「六等以下」ノ下ニ「奏任待遇者」ヲ、「判任文官」ノ下ニ「判任待遇者」ヲ加フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス