海軍採炭所は明治40年度より特別会計として設立され、運転資金として10万円が限定されていた。しかし、現在では石炭の産額が著しく増加し、経費も当初の3倍以上となっているため、10万円の運転資本では採炭所の経費を円滑に運営することができない。そこで、生産品に対して前払いを行うことで、採炭所における経費の円滑な運営を可能にしたい。
参照した発言: 第40回帝国議会 衆議院 本会議 第23号