明治32年7月から20年間の期限で施行されている罹災救助基金法が来年6月に満期を迎えるが、基金の継続が必要なため、施行期間を延長したい。また、これまでの経験から支出費目の増加を図りたい。さらに、各府県における基金の貯蓄額と資力が増加したことを踏まえ、地方経済の発展を促進するため、金額、目的、年限、事業種類などの運用範囲を拡張することを目的として本改正案を提出する。
参照した発言: 第40回帝国議会 衆議院 本会議 第14号