朝鮮の国庫債券三千万円が本年十二月に借換期限を迎えるが、現行の朝鮮事業公債法には借換に関する規定がないため、その規定を新たに設けることが必要となっている。また、朝鮮事業公債の発行額は現在八千四百万円と定められているが、既に協賛を得ている年度割による計算では約千二百万円の不足が生じるため、発行限度額を九千六百万円に引き上げることを目的とする改正案である。
参照した発言: 第39回帝国議会 衆議院 本会議 第4号