明治32年法律第77号の罹災救助基金法を改正し、基金の運用対象に農工債券を加えることを提案するものである。各府県の基金額が増加する一方で、農工銀行も各地で発達し、債券発行額も増え、信用も高まっている状況を踏まえ、基金運用の選択肢として農工債券を追加する必要性が生じたことが改正の理由である。
参照した発言: 第37回帝国議会 衆議院 本会議 第23号