会計検査院の三部制を二部制に改め、部長1名、検査官4名、副検査官2名を減員する内容である。その理由として、各官庁の事務が整頓され、検査官の業務習熟度が向上していること、また会計事務に関する規則改正により事務の簡素化が期待できることから、減員後も会計検査監督に支障をきたす恐れはないと判断したためである。これは行政財政の整理の一環として提案されたものである。
参照した発言: 第30回帝国議会 貴族院 本会議 第6号