(海軍給与令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第八號
公布年月日: 明治44年2月13日
法令の形式: 勅令
朕海軍給與令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十四年二月十日
內閣總理大臣 侯爵 桂太郞
海軍大臣 男爵 齋藤實
勅令第八號
海軍給與令中左ノ通改正ス
第十二條、第三十五條、第九十一條、第九十四條及第九十五條中「外國、」ノ下ニ「朝鮮、」ヲ加フ
第二十三條 朝鮮、臺灣、關東州又ハ樺太ニ在勤スル軍人(朝鮮總督附武官ヲ除ク以下朝鮮ニ在勤スル軍人若ハ准士官以上トアルモノ皆同シ)、文官、同待遇者竝朝鮮、臺灣又ハ關東州ニ在ル海軍官衙部隊所屬艦船ノ乘員ニハ第二表又ハ第四表ニ依リ加俸ヲ給ス
第三十一條中「淸國、韓國、樺太(全島)又ハ臺灣」ヲ「淸國、朝鮮、臺灣又ハ樺太(全島)」ニ改ム
第三十九條ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ臺灣島人ハ此ノ限ニ在ラス
第七十四條中「襟飾、」ノ下ニ「カフス、」ヲ加フ
第七十九條ノ二、第八十條、第九十一條及第九十五條中「臺灣、樺太、關東州又ハ韓國」ヲ「朝鮮、臺灣、關東州又ハ樺太」ニ改ム
第九十六條ノ二中「樺太、關東州又ハ韓國」ヲ「朝鮮、關東州又ハ樺太」ニ改ム
第二表中「關東州韓國樺太」ヲ「朝鮮關東州樺太」ニ改ム
第三表中「三、韓國駐在ノ者ニハ淸國ノ額ヲ給ス」ヲ削ル
第五表、第六表及第七表中「韓國」ヲ「朝鮮」ニ改ム
第十三表中襦袢ノ項「三」ヲ「二」ニ改メ其ノ次ニ
夏襦袢
ヲ、襟飾ノ項ノ次ニ
カフス
ヲ加ヘ折メス紐ノ項「二」ヲ「三」ニ改メ前垂及頭巾ノ項「(二、三等廚宰)二」竝事業服上衣袴ノ項「、二三等筆記」「二三等看護手、」ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第十三表中襦袢、夏襦袢及「カフス」ニ關スル規定ハ明治四十四年六月一日ヨリ之ヲ施行ス
朕海軍給与令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十四年二月十日
内閣総理大臣 侯爵 桂太郎
海軍大臣 男爵 斎藤実
勅令第八号
海軍給与令中左ノ通改正ス
第十二条、第三十五条、第九十一条、第九十四条及第九十五条中「外国、」ノ下ニ「朝鮮、」ヲ加フ
第二十三条 朝鮮、台湾、関東州又ハ樺太ニ在勤スル軍人(朝鮮総督附武官ヲ除ク以下朝鮮ニ在勤スル軍人若ハ准士官以上トアルモノ皆同シ)、文官、同待遇者並朝鮮、台湾又ハ関東州ニ在ル海軍官衙部隊所属艦船ノ乗員ニハ第二表又ハ第四表ニ依リ加俸ヲ給ス
第三十一条中「清国、韓国、樺太(全島)又ハ台湾」ヲ「清国、朝鮮、台湾又ハ樺太(全島)」ニ改ム
第三十九条ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ台湾島人ハ此ノ限ニ在ラス
第七十四条中「襟飾、」ノ下ニ「カフス、」ヲ加フ
第七十九条ノ二、第八十条、第九十一条及第九十五条中「台湾、樺太、関東州又ハ韓国」ヲ「朝鮮、台湾、関東州又ハ樺太」ニ改ム
第九十六条ノ二中「樺太、関東州又ハ韓国」ヲ「朝鮮、関東州又ハ樺太」ニ改ム
第二表中「関東州韓国樺太」ヲ「朝鮮関東州樺太」ニ改ム
第三表中「三、韓国駐在ノ者ニハ清国ノ額ヲ給ス」ヲ削ル
第五表、第六表及第七表中「韓国」ヲ「朝鮮」ニ改ム
第十三表中襦袢ノ項「三」ヲ「二」ニ改メ其ノ次ニ
夏襦袢
ヲ、襟飾ノ項ノ次ニ
カフス
ヲ加ヘ折メス紐ノ項「二」ヲ「三」ニ改メ前垂及頭巾ノ項「(二、三等厨宰)二」並事業服上衣袴ノ項「、二三等筆記」「二三等看護手、」ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第十三表中襦袢、夏襦袢及「カフス」ニ関スル規定ハ明治四十四年六月一日ヨリ之ヲ施行ス