砂糖消費税法において、第一種八号未満の樽入黒糖と樽入白下が同額の消費税(3円)であったものを、第25議会で改正案が提出された。衆議院では両方とも2円に修正したが、貴族院では黒糖のみ2円とし白下は3円のままとした。その後の両院協議会で、財政上の理由から段階的な減税として黒糖のみ先に減税することで合意した。しかし、白下生産農民は税額の差により困窮し、廃業の危機に瀕している。そのため、黒糖と白下の税額を同一にすることを求めるものである。
参照した発言:
第27回帝国議会 衆議院 本会議 第10号