北海道土功組合法発布後、組合数は増加し事業も進展したが、現行法では組合加入が任意のため、区内の土地所有者で未加入者が存在する。そのため組合の資金不足が生じ、資金供給者も躊躇する状況となり、組合の発展が阻害されている。そこで、一定地区内の土地所有者に組合員としての義務を負わせ、組合の徴収金に区町村税に次ぐ先取特権を付与することで、組合の基礎を強固にし、事業発展を促進して北海道の拓殖目的を達成するため、本法改正案を提出するものである。
参照した発言:
第26回帝国議会 衆議院 本会議 第16号