(鉄道敷設法中改正法律)
法令番号: 法律第22号
公布年月日: 明治43年3月26日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

予算案で新たに第一期線として追加される路線について、これらを鉄道敷設法に第一期線として追加し、また予定線としての計画を整理する必要があるため法改正を提案した。これらの路線は帝国にとって極めて重要な路線であることから、速やかな協賛を求めるものである。

参照した発言:
第26回帝国議会 衆議院 本会議 第4号

審議経過

第26回帝国議会

衆議院
本会議 - 第4号
(明治43年1月27日)
鉄道敷設法中改正法律案外一件委員会 - 第2号
(明治43年1月29日)
鉄道敷設法中改正法律案外一件委員会 - 第3号
(明治43年2月2日)
鉄道敷設法中改正法律案外一件委員会 - 第4号
(明治43年2月3日)
鉄道敷設法中改正法律案外一件委員会 - 第5号
(明治43年2月12日)
本会議 - 第9号
(明治43年2月12日)
貴族院
本会議 - 第5号
(明治43年2月16日)
鉄道敷設法中改正法律案外一件特別委員会 - 第1号
(明治43年2月21日)
本会議 - 第7号
(明治43年2月28日)
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル鐵道敷設法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十三年三月二十五日
內閣總理大臣兼大藏大臣　侯爵　桂太郞
陸軍大臣　子爵　寺內正毅
法律第二十二號
鐵道敷設法中左ノ通改正ス
第二條第一項奧羽線ノ部第二號中「船形町」ヲ「新庄」ニ改ム
同項中「總武線及常磐線」ヲ「總武線、房總線及常磐線」ニ改ム
同線ノ部第一號中「及本線ヨリ分岐シテ木更津ニ至ル鐵道」ヲ削リ同號ノ次ニ左ノ二號ヲ加フ
一　千葉縣下船橋ヨリ佐倉ニ至ル鐵道及成東ヨリ東金ニ至ル鐵道
一　千葉縣下蘇我ヨリ木更津、北條及勝浦ヲ經テ大原ニ至ル鐵道
同項中九州線ノ部第二號ノ次ニ左ノ一號ヲ加フ
一　熊本縣下八代ヨリ鹿兒島縣下米津ヲ經テ鹿兒島ニ至ル鐵道
第七條第一項第七號中「靑森ニ至ル鐵道」ノ下ニ「及本線ヨリ分岐シテ山形縣下酒田ニ至ル鐵道」ヲ加ヘ同號ノ次ニ左ノ三號ヲ加フ
一　奧羽豫定線ノ內宮城縣下石ノ卷ヨリ小牛田ヲ經テ山形縣下新庄ニ至ル鐵道中宮城縣下小牛田ヨリ山形縣下新庄ニ至ル鐵道
一　總武豫定線ノ內千葉縣下船橋ヨリ佐倉ニ至ル鐵道及成東ヨリ東金ニ至ル鐵道
一　房總豫定線ノ內千葉縣下蘇我ヨリ木更津、北條及勝浦ヲ經テ大原ニ至ル鐵道中蘇我ヨリ木更津ニ至ル鐵道及勝浦ヨリ大原ニ至ル鐵道
同項第十七號中「大分ニ至ル鐵道」ノ下ニ「及宮崎縣下宮崎ヨリ鹿兒島縣下吉松ニ至ル鐵道」ヲ加ヘ同號ノ次ニ左ノ一號ヲ加フ
一　九州豫定線ノ內熊本縣下八代ヨリ鹿兒島縣下米津ヲ經テ鹿兒島ニ至ル鐵道中鹿兒島縣下川內ヨリ鹿兒島ニ至ル鐵道
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル鉄道敷設法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十三年三月二十五日
内閣総理大臣兼大蔵大臣　侯爵　桂太郎
陸軍大臣　子爵　寺内正毅
法律第二十二号
鉄道敷設法中左ノ通改正ス
第二条第一項奥羽線ノ部第二号中「船形町」ヲ「新庄」ニ改ム
同項中「総武線及常磐線」ヲ「総武線、房総線及常磐線」ニ改ム
同線ノ部第一号中「及本線ヨリ分岐シテ木更津ニ至ル鉄道」ヲ削リ同号ノ次ニ左ノ二号ヲ加フ
一　千葉県下船橋ヨリ佐倉ニ至ル鉄道及成東ヨリ東金ニ至ル鉄道
一　千葉県下蘇我ヨリ木更津、北条及勝浦ヲ経テ大原ニ至ル鉄道
同項中九州線ノ部第二号ノ次ニ左ノ一号ヲ加フ
一　熊本県下八代ヨリ鹿児島県下米津ヲ経テ鹿児島ニ至ル鉄道
第七条第一項第七号中「青森ニ至ル鉄道」ノ下ニ「及本線ヨリ分岐シテ山形県下酒田ニ至ル鉄道」ヲ加ヘ同号ノ次ニ左ノ三号ヲ加フ
一　奥羽予定線ノ内宮城県下石ノ巻ヨリ小牛田ヲ経テ山形県下新庄ニ至ル鉄道中宮城県下小牛田ヨリ山形県下新庄ニ至ル鉄道
一　総武予定線ノ内千葉県下船橋ヨリ佐倉ニ至ル鉄道及成東ヨリ東金ニ至ル鉄道
一　房総予定線ノ内千葉県下蘇我ヨリ木更津、北条及勝浦ヲ経テ大原ニ至ル鉄道中蘇我ヨリ木更津ニ至ル鉄道及勝浦ヨリ大原ニ至ル鉄道
同項第十七号中「大分ニ至ル鉄道」ノ下ニ「及宮崎県下宮崎ヨリ鹿児島県下吉松ニ至ル鉄道」ヲ加ヘ同号ノ次ニ左ノ一号ヲ加フ
一　九州予定線ノ内熊本県下八代ヨリ鹿児島県下米津ヲ経テ鹿児島ニ至ル鉄道中鹿児島県下川内ヨリ鹿児島ニ至ル鉄道