現行の医師法は施行後わずか2年だが、全国の医師会から改正要望があり、以下4点の改正を提案する。第一に、死亡診断書発行時の死体確認義務の明確化。第二に、診療録の記載・保存義務に関する罰則の緩和。第三に、医師の広告規制の強化。第四に、医師の業務権保護のため、行政処分に対する不服申立ての途を設けること。特に死亡診断書については、司法解釈により医師が不当に処罰される事態が生じており、実務の実態に即した改正が必要である。
参照した発言: 第25回帝国議会 衆議院 本会議 第10号