税法の制度整理と財政基盤の強化を目的として、明治39年4月に大蔵省内に税法審査委員会を設置し、さらに貴衆両院議員や有識者による税法整理案審査会を組織して慎重な審議を行った。整理案の主眼は、財政経済両面からの利害得失を検討し、財政上の要求を損なわない範囲で経済的障害を除去すること、また国庫の充実と産業発展の両立、租税負担の不均衡是正を図ることにある。整理の結果、明治40年度予算比で約200万円の減収となったが、これは意図的なものではなく自然な結果であった。その後、戦後経営の財政計画上、新たな歳入増加の必要性から、酒税・砂糖消費税の増徴および石油税の新設を行うこととした。
参照した発言:
第24回帝国議会 衆議院 本会議 第3号
五〇 |
果汁（砂糖ヲ加ヘタルモノ）及糖水 |
從價 |
六割 |
五一 |
葡萄糖、麥芽糖及飴 |
每百斤 |
九、二五 |
五三 |
蜂蜜 |
從價 |
六割 |
五五 |
菓子 |
每百斤
容器共
|
二六、〇〇 |
五六 |
ジヤム、フルートゼリー類 |
同
同
|
一七、〇〇 |
五七 |
砂糖、糖蜜、糖水又ハ蜂蜜ヲ以テ貯藏シタル蔬菜及果實 |
同
同
|
一〇、五〇 |
五八 |
淸酒 |
每リートル |
〇、一七 |
五九 |
支那酒（釀造シタルモノ） |
同 |
〇、一七 |
六〇 |
麥酒 |
同 |
〇、一二 |
六一 |
葡萄酒（各種） |
||
一 罎入ノモノ |
同 |
〇、九五 |
|
二 樽入ノモノ |
同 |
〇、三五 |
|
六二 |
シヤムパン |
同 |
二、四〇 |
六三 |
其ノ他ノ酒類 |
||
一 罎入ノモノ |
同 |
一、一〇 |
|
二 其ノ他 |
同 |
〇、六〇 |
|
但シ攝氏十五度ニ於テ〇、七九四七ノ比重ヲ有スルモノヲ純酒精トシ原容量百分中純酒精ノ容量五十以上一ヲ增ス每ニ一リートルニ付一錢ヲ加フ |
|||
六四 |
酒精 |
同 |
〇、七三 |
一三七 |
變性酒精 |
每リートル |
〇、七三 |
一五三 |
酒精劑（阿片丁幾ヲ除ク） |
每リートル |
〇、七三 |
五〇 |
果汁（砂糖ヲ加ヘタルモノ）及糖水 |
従価 |
六割 |
五一 |
葡萄糖、麦芽糖及飴 |
毎百斤 |
九、二五 |
五三 |
蜂蜜 |
従価 |
六割 |
五五 |
菓子 |
毎百斤
容器共
|
二六、〇〇 |
五六 |
ジヤム、フルートゼリー類 |
同
同
|
一七、〇〇 |
五七 |
砂糖、糖蜜、糖水又ハ蜂蜜ヲ以テ貯蔵シタル蔬菜及果実 |
同
同
|
一〇、五〇 |
五八 |
清酒 |
毎リートル |
〇、一七 |
五九 |
支那酒（醸造シタルモノ） |
同 |
〇、一七 |
六〇 |
麦酒 |
同 |
〇、一二 |
六一 |
葡萄酒（各種） |
||
一 罎入ノモノ |
同 |
〇、九五 |
|
二 樽入ノモノ |
同 |
〇、三五 |
|
六二 |
シヤムパン |
同 |
二、四〇 |
六三 |
其ノ他ノ酒類 |
||
一 罎入ノモノ |
同 |
一、一〇 |
|
二 其ノ他 |
同 |
〇、六〇 |
|
但シ摂氏十五度ニ於テ〇、七九四七ノ比重ヲ有スルモノヲ純酒精トシ原容量百分中純酒精ノ容量五十以上一ヲ増ス毎ニ一リートルニ付一銭ヲ加フ |
|||
六四 |
酒精 |
同 |
〇、七三 |
一三七 |
変性酒精 |
毎リートル |
〇、七三 |
一五三 |
酒精剤（阿片丁幾ヲ除ク） |
毎リートル |
〇、七三 |