(憲兵条例中改正ノ件)
法令番号: 勅令第三百二十二號
公布年月日: 明治40年10月8日
法令の形式: 勅令
朕憲兵條例中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十年十月七日
內閣總理大臣 侯爵 西園寺公望
陸軍大臣 子爵 寺內正毅
海軍大臣 男爵 齋藤實
司法大臣 松田正久
內務大臣 原敬
勅令第三百二十二號
憲兵條例中左ノ通改正ス
第二條中「、韓國ニ於ケル軍事警察ニ係ルモノハ韓國駐箚軍司令官、其ノ行政警察司法警察ニ係ルモノハ統監」ヲ削ル
第三條第一項中「、同法院檢察官、理事廳理事官及統監府法務院檢察官」ヲ「及同法院檢察官」ニ改ム
同條第三項中「臺灣守備混成旅團長旅團長アラサル地ニ在テハ守備隊長」ヲ「臺灣守備隊司令官司令官アラサル地ニ在テハ守備隊長」ニ改メ「及韓國」ヲ削ル
第七條第三項中「、南滿洲及韓國」ヲ「及南滿洲」ニ改メ「、關東都督及韓國駐箚軍司令官」ヲ「及關東都督」ニ改ム
第十二條中「、關東都督及韓國駐箚軍司令官」ヲ「及關東都督」ニ改ム
第二十條中「、韓國ニ在テハ韓國駐箚軍司令官」ヲ削ル
(別表)
憲兵隊管區表
管區名
區域
東京憲兵隊管區
第一師管
仙臺憲兵隊管區
第二師管
名古屋憲兵隊管區
第三師管
大阪憲兵隊管區
第四師管
廣島憲兵隊管區
第五師管
熊本憲兵隊管區
第六師管
旭川憲兵隊管區
第七師管
弘前憲兵隊管區
第八師管
金澤憲兵隊管區
第九師管
姬路憲兵隊管區
第十師管
善通寺憲兵隊管區
第十一師管
小倉憲兵隊管區
第十二師管
高田憲兵隊管區
第十三師管
宇都宮憲兵隊管區
第十四師管
豐橋憲兵隊管區
第十五師管
京都憲兵隊管區
第十六師管
岡山憲兵隊管區
第十七師管
久留米憲兵隊管區
第十八師管
臺灣憲兵隊管區
臺灣
韓國駐箚憲兵隊管區
韓國
關東憲兵隊管區
南滿洲
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ別表改正施行ノ期日ハ陸軍大臣之ヲ定ム
管區ハ當分ノ內陸軍大臣ニ於テ別表ニ依ラス臨時ノ管轄區域ヲ定ムルコトヲ得
朕憲兵条例中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治四十年十月七日
内閣総理大臣 侯爵 西園寺公望
陸軍大臣 子爵 寺内正毅
海軍大臣 男爵 斎藤実
司法大臣 松田正久
内務大臣 原敬
勅令第三百二十二号
憲兵条例中左ノ通改正ス
第二条中「、韓国ニ於ケル軍事警察ニ係ルモノハ韓国駐箚軍司令官、其ノ行政警察司法警察ニ係ルモノハ統監」ヲ削ル
第三条第一項中「、同法院検察官、理事庁理事官及統監府法務院検察官」ヲ「及同法院検察官」ニ改ム
同条第三項中「台湾守備混成旅団長旅団長アラサル地ニ在テハ守備隊長」ヲ「台湾守備隊司令官司令官アラサル地ニ在テハ守備隊長」ニ改メ「及韓国」ヲ削ル
第七条第三項中「、南満洲及韓国」ヲ「及南満洲」ニ改メ「、関東都督及韓国駐箚軍司令官」ヲ「及関東都督」ニ改ム
第十二条中「、関東都督及韓国駐箚軍司令官」ヲ「及関東都督」ニ改ム
第二十条中「、韓国ニ在テハ韓国駐箚軍司令官」ヲ削ル
(別表)
憲兵隊管区表
管区名
区域
東京憲兵隊管区
第一師管
仙台憲兵隊管区
第二師管
名古屋憲兵隊管区
第三師管
大阪憲兵隊管区
第四師管
広島憲兵隊管区
第五師管
熊本憲兵隊管区
第六師管
旭川憲兵隊管区
第七師管
弘前憲兵隊管区
第八師管
金沢憲兵隊管区
第九師管
姫路憲兵隊管区
第十師管
善通寺憲兵隊管区
第十一師管
小倉憲兵隊管区
第十二師管
高田憲兵隊管区
第十三師管
宇都宮憲兵隊管区
第十四師管
豊橋憲兵隊管区
第十五師管
京都憲兵隊管区
第十六師管
岡山憲兵隊管区
第十七師管
久留米憲兵隊管区
第十八師管
台湾憲兵隊管区
台湾
韓国駐箚憲兵隊管区
韓国
関東憲兵隊管区
南満洲
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ別表改正施行ノ期日ハ陸軍大臣之ヲ定ム
管区ハ当分ノ内陸軍大臣ニ於テ別表ニ依ラス臨時ノ管轄区域ヲ定ムルコトヲ得