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本データベースについて
(各省官制通則中改正追加ノ件)
法令番号: 勅令第百六十一號
公布年月日: 明治33年4月27日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
各省官制通則
国立国会図書館『官報』
国立国会図書館『法令全書』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕樞密顧問ノ諮詢ヲ經テ各省官制通則中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十三年四月二十六日
內閣總理大臣 侯爵 山縣有朋
大藏大臣 伯爵 松方正義
內務大臣 侯爵 西鄕從道
陸軍大臣 子爵 桂太郞
文部大臣 伯爵 樺山資紀
外務大臣 子爵 靑木周藏
遞信大臣 子爵 芳川顯正
海軍大臣 山本權兵衞
司法大臣 淸浦奎吾
農商務大臣 曾禰荒助
勅令第百六十一號
各省官制通則中左ノ通改正ス
第九條中「次官」ヲ「總務長官」ニ改ム
第十條
各省ニ大臣官房ヲ置ク
大臣官房ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
機密ニ屬スル事項
二
官吏ノ進退身分ニ關スル事項
三
大臣ノ官印及省印ノ管守ニ關スル事項
各省ノ便宜ニ從ヒ大臣官房ノ事務ヲ各局ニ於テ處理セシムルコトヲ得
陸軍省海軍省ニ於テハ本條第二項第二ノ事務ヲ掌ラシムル爲特ニ局ヲ置クコトヲ得
第十一條
各省ニ總務局ヲ置ク
總務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
公文書類及成案文書ノ接受發送ニ關スル事項
二
統計報吿ノ調製ニ關スル事項
三
公文書類ノ編纂保存ニ關スル事項
四
本省所管ノ經費及諸收入ノ豫算決算竝會計ニ關スル事項
五
會計ノ監査ニ關スル事項
六
本省所管ノ官有財產及物品ニ關スル事項
七
其ノ他各省官制ニ依リ特ニ總務局ノ所掌ニ屬セシムル事項
陸軍省海軍省ニ於テハ前項第四乃至第六ノ事務ヲ掌ラシムル爲特ニ局ヲ置クコトヲ得
第十四條
各省ニ左ノ職員ヲ置ク
總務長官
官房長
局長
參事官
祕書官
書記官
屬
第十五條
各省總務長官ハ一人勅任トス
第十六條
總務長官ハ大臣ヲ佐ケ省務ヲ整理シ各局部ノ事務ヲ監督シ及總務局ノ事務ヲ掌理シ及局中各課ノ事務ヲ指揮監督ス
第十七條
各省官房長ハ一人勅任トス
第十七條ノ次ニ左ノ一條ヲ加フ
第十七條ノ二
官房長ハ機務ヲ管掌シ及大臣官房ノ事務ヲ指揮監督ス
第十九條中「立案ヲ掌ル」ノ下ニ「但シ其ノ中一人ハ勅任ト爲スコトヲ得」ヲ加フ
第二十三條第二項中「八人」ヲ「九人」ニ「十二人」ヲ「十四人」ニ改ム
附 則
本令ハ明治三十三年五月二十日ヨリ之ヲ施行ス
朕枢密顧問ノ諮詢ヲ経テ各省官制通則中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十三年四月二十六日
内閣総理大臣 侯爵 山県有朋
大蔵大臣 伯爵 松方正義
内務大臣 侯爵 西郷従道
陸軍大臣 子爵 桂太郎
文部大臣 伯爵 樺山資紀
外務大臣 子爵 青木周蔵
逓信大臣 子爵 芳川顕正
海軍大臣 山本権兵衛
司法大臣 清浦奎吾
農商務大臣 曽祢荒助
勅令第百六十一号
各省官制通則中左ノ通改正ス
第九条中「次官」ヲ「総務長官」ニ改ム
第十条
各省ニ大臣官房ヲ置ク
大臣官房ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
機密ニ属スル事項
二
官吏ノ進退身分ニ関スル事項
三
大臣ノ官印及省印ノ管守ニ関スル事項
各省ノ便宜ニ従ヒ大臣官房ノ事務ヲ各局ニ於テ処理セシムルコトヲ得
陸軍省海軍省ニ於テハ本条第二項第二ノ事務ヲ掌ラシムル為特ニ局ヲ置クコトヲ得
第十一条
各省ニ総務局ヲ置ク
総務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
公文書類及成案文書ノ接受発送ニ関スル事項
二
統計報告ノ調製ニ関スル事項
三
公文書類ノ編纂保存ニ関スル事項
四
本省所管ノ経費及諸収入ノ予算決算並会計ニ関スル事項
五
会計ノ監査ニ関スル事項
六
本省所管ノ官有財産及物品ニ関スル事項
七
其ノ他各省官制ニ依リ特ニ総務局ノ所掌ニ属セシムル事項
陸軍省海軍省ニ於テハ前項第四乃至第六ノ事務ヲ掌ラシムル為特ニ局ヲ置クコトヲ得
第十四条
各省ニ左ノ職員ヲ置ク
総務長官
官房長
局長
参事官
秘書官
書記官
属
第十五条
各省総務長官ハ一人勅任トス
第十六条
総務長官ハ大臣ヲ佐ケ省務ヲ整理シ各局部ノ事務ヲ監督シ及総務局ノ事務ヲ掌理シ及局中各課ノ事務ヲ指揮監督ス
第十七条
各省官房長ハ一人勅任トス
第十七条ノ次ニ左ノ一条ヲ加フ
第十七条ノ二
官房長ハ機務ヲ管掌シ及大臣官房ノ事務ヲ指揮監督ス
第十九条中「立案ヲ掌ル」ノ下ニ「但シ其ノ中一人ハ勅任ト為スコトヲ得」ヲ加フ
第二十三条第二項中「八人」ヲ「九人」ニ「十二人」ヲ「十四人」ニ改ム
附 則
本令ハ明治三十三年五月二十日ヨリ之ヲ施行ス
本文
詳細・沿革