第一條 酒類製造者酒造稅法第四十條ニ依リ設クヘキ酒造組合ニ關スル規定ハ本令ヲ以テ之ヲ定ム
第二條 酒造組合ハ組合員協同一致シテ營業上ノ弊害ヲ矯正シ信用ヲ保持スルヲ以テ目的ト爲スヘシ
第三條 酒類製造者酒造組合ヲ設置セムトスルトキハ組合契約書ヲ作成シ地方長官ノ認可ヲ受クヘシ組合契約書ヲ變更シタルトキ亦同シ
第四條 組合契約書ニハ左ノ事項ヲ記載スルコトヲ要ス
十一 組合ニ於テ酒類製造者ノ造石稅納付ヲ擔保スル場合ニ於ケル決議方法
十二 酒造稅法施行規則第三十一條第一項ノ通知ヲ受ケタルトキノ處分方法
組合契約書ニハ前各號ニ揭クルモノノ外組合ニ於テ必要トスル事項ヲ記載スルコトヲ得
第五條 酒造組合ハ諸般ノ事務ヲ處理スル爲左ノ役員ヲ置クヘシ
組合員多數ナルトキハ便宜組合副長又ハ組合支部長ヲ置クコトヲ得
第七條 組合役員ノ選任及解任アリタルトキハ酒造組合ヨリ其ノ氏名ヲ地方長官及稅務管理局長ニ報吿スヘシ
第八條 酒造組合ハ每年少クトモ一囘其ノ經費ノ決算ヲ爲シ各組合員ニ報吿スヘシ
第十條 地方長官ハ酒造組合ノ決議又ハ其ノ役員ノ行爲ニシテ法令ニ違背シ又ハ公益ヲ害スト認ムルトキハ其ノ決議ヲ取消シ又ハ役員ノ改選ヲ命スルコトヲ得