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(混成酒税法中改正法律)
法令番号: 法律第二十五號
公布年月日: 明治31年12月28日
法令の形式: 法律
被改正法
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改正:
混成酒税法
国立国会図書館『官報』
国立国会図書館『法令全書』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル混成酒稅法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十一年十二月二十七日
內閣總理大臣 侯爵 山縣有朋
大藏大臣 伯爵 松方正義
法律第二十五號
明治二十九年法律第三十號混成酒稅法中左ノ通改正ス
第一條
此ノ法律ニ於テ混成酒ト稱スルハ左ニ揭クルモノヲ謂フ
一
酒精ト酒類ニ非ラサル物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
二
酒精ト酒類トヲ混和シ又ハ酒精ト酒類及其ノ他ノ物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
三
一種ノ酒類ト酒類若ハ酒精ニ非ラサル物品トヲ混和シテ別種ノ酒類トナシタルモノ
四
二種以上ノ酒類ヲ混和シ又ハ二種以上ノ酒類ト酒精若ハ酒類ニ非ラサル物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
第二條
混成酒ヲ製造スル者ニハ其ノ造石數ニ應シ一石金十三圓ノ割合ヲ以テ造石稅ヲ課ス但シ攝氏驗溫器十五度ノトキニ於テ原容量百分中酒精ノ容量二十ヲ超過スルトキハ百分ノ一ヲ增ス每ニ本條ノ金額ニ一圓ヲ加フ
混成酒元用トシテ酒造稅法ニ揭クル酒類ヲ製造スル者ニハ該稅法ヲ適用ス
第三條
酒造稅法ニ依リ酒類製造ノ免許ヲ得タル者政府ノ承認ヲ得テ製造場內ニ於テ其ノ製造ニ係ル酒類ニ原容量百分ノ二以內ノ燒酎ヲ混和スルトキハ其增加石數ノミニ課稅ス
第七條中「第二十二條」ノ下「第一項」ノ三字ヲ削ル
第九條中「東京府管下小笠原島伊豆七島」ヲ削ル
附 則
此ノ法律ハ明治三十二年一月一日ヨリ施行ス
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル混成酒税法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十一年十二月二十七日
内閣総理大臣 侯爵 山県有朋
大蔵大臣 伯爵 松方正義
法律第二十五号
明治二十九年法律第三十号混成酒税法中左ノ通改正ス
第一条
此ノ法律ニ於テ混成酒ト称スルハ左ニ掲クルモノヲ謂フ
一
酒精ト酒類ニ非ラサル物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
二
酒精ト酒類トヲ混和シ又ハ酒精ト酒類及其ノ他ノ物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
三
一種ノ酒類ト酒類若ハ酒精ニ非ラサル物品トヲ混和シテ別種ノ酒類トナシタルモノ
四
二種以上ノ酒類ヲ混和シ又ハ二種以上ノ酒類ト酒精若ハ酒類ニ非ラサル物品トヲ混和シテ酒類トナシタルモノ
第二条
混成酒ヲ製造スル者ニハ其ノ造石数ニ応シ一石金十三円ノ割合ヲ以テ造石税ヲ課ス但シ摂氏験温器十五度ノトキニ於テ原容量百分中酒精ノ容量二十ヲ超過スルトキハ百分ノ一ヲ増ス毎ニ本条ノ金額ニ一円ヲ加フ
混成酒元用トシテ酒造税法ニ掲クル酒類ヲ製造スル者ニハ該税法ヲ適用ス
第三条
酒造税法ニ依リ酒類製造ノ免許ヲ得タル者政府ノ承認ヲ得テ製造場内ニ於テ其ノ製造ニ係ル酒類ニ原容量百分ノ二以内ノ焼酎ヲ混和スルトキハ其増加石数ノミニ課税ス
第七条中「第二十二条」ノ下「第一項」ノ三字ヲ削ル
第九条中「東京府管下小笠原島伊豆七島」ヲ削ル
附 則
此ノ法律ハ明治三十二年一月一日ヨリ施行ス
本文
詳細・沿革