日本勧業銀行の債券金額を現行の50円から30円に引き下げることを主な改正点とする。これは現在の国民の経済状況に照らして50円は高額すぎると判断されたためである。金額引き下げにより、一般庶民や労働者層にも債券購入の機会を広げることを目指す。遊休資本を生産事業に活用することは、金融の整理、貯蓄の奨励、事業資本の充実、不生産的消費の防止の観点から必要である。
参照した発言: 第12回帝国議会 貴族院 本会議 第2号